「日本代表にガチで初招集されそうな3名」

14日に招集メンバーの発表を控える日本代表。

激闘だったアジアカップから日が浅く、夏にはコパ・アメリカを控える事情もあることから、これまでとは違うメンバー編成になる可能性も。

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そこで今回は、日本代表に初招集される可能性を大いに秘めた3名を特集しよう。

三好 康児(横浜F・マリノス)

国内組で誰より初招集の可能性が高いのは彼かもしれない。

昨季、札幌で急成長した21歳は今季、開幕から好調の横浜FMで天野と“W司令塔”的な役割を担い、文字通り超攻撃サッカーの舵を握っている。

左利きでトップ下、両サイドでのプレーが可能。中島や堂安ほどのドリブラーではないものの、基礎的な技術と判断能力は飛び抜けており、味方を生かす能力は一級品だ。

東京五輪世代で10番を背負っているが、各世代の「融合」を掲げる森保監督がこのタイミングで初招集する可能性は十分だ。

鎌田 大地(シント=トロイデン)

昨年夏以降にゴールを量産し、一躍、日本代表の有力な候補に躍り出た鎌田。

サプライズでの初招集が期待されたアジアカップはメンバー入りとはならず、その後はややペースダウンしたが、ここまで12得点と欧州組でも上位レベルの成績を残している。

ゴール前での落ち着きと決定力は22歳とは思えない風格がある。自身は「8番のポジションが理想」と語りFWとしての印象を持たれることに拒否反応を示すが、大迫の代わりとしても機能するか試したいところだろう。

既に招集レターが届いていることは報じられている。もし呼ばれた場合は彼がMF登録なのかFW登録なのかにも注目だ。

仲川 輝人(横浜F・マリノス)

宇佐美、宮市、杉本らがやや伸び悩んでいるプラチナ世代だが、遅れてきた26歳が今、ダイヤモンドの輝きを放っている。

川崎のU-18から専修大を経由し2015年にマリノスでプロとなった仲川。3年間での出番は限られたものだったが、昨年途中にポジションを奪取すると、今季は開幕から獅子奮迅のプレーで観衆を魅了している。

161cmという小さな体を生かした敏捷性と強気のドリブル突破が武器で、平面での勝率は非常に高い。「右サイドの中島翔哉」というと想像しやすいだろうか。

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代表の右サイドは堂安律、伊東純也が一歩抜きんでているが、森保監督は今まさに絶好調の彼を三好とのセットで選出するかもしれない。

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