恒例のマツダ雪上試乗、今年の主役は正式発売間近の“マツダ3”
毎年恒例になっているマツダの冬期試乗会、今年の主役は新型マツダ3(アクセラ/アクセラスポーツ 後継モデル)でした!
と言っても日本仕様の完成が間に合わなかったため、用意されたのは全てプロトタイプ。加えて、フラットじゃない雪道ということもあり、詳細な評価というより”資質”の紹介をしてみたいと思う。ただ新型マツダ3の購入を前向きに考えているというなら、決定的な情報になると思います。
新型マツダ3はシートにコダワリあり!
今回雪上試乗会を行った新型マツダ3(プロトタイプ)は全てFFモデル。5ドアハッチバックもセダンも試乗出来た。搭載エンジンはSKYACTIV-G(ガソリンエンジン)の2リッターと2.5リッター(北米仕様)、それに極めて短い区間でSKYACTIV-D(ディーゼル)の1.8ターボが用意されていた。
まずハッチバックから。
運転席に座ると、今までのマツダ車と少し雰囲気が違う。事前説明で「今回シートを全面的に見直しました」と聞いたけれど、納得出来る。
詳しく書くと「座面形状を工夫し骨盤の位置を起こした」。猫背から背筋を伸ばす姿勢にした、ということ。
シートの哲学は各社さまざま。私は疲れず腰痛にならないシートを好む。普段から猫背気味のため、背中を伸ばした姿勢が心地よいし腰も痛くならない。
といった点では新しいマツダのシート、好ましいです。おそらく多くの紹介記事がシートについて褒めると思う。今回マツダが「クルマで一番大切なのはシートです」というプレゼンをしたからだ。個人的にはシートも要素の一つでしか無いと思っているため「いいね!」くらいの評価にしておく。