Dバックス・グレインキーなど新たに3球団の開幕投手が決定

2019年のレギュラーシーズンは日本時間3月20日に日本(東京ドーム)で開幕を迎えるが、アメリカ本土での開幕も9日後に迫っている。続々と各球団の開幕投手が発表されるなか、日本時間3月20日にはエンゼルス、レッズ、ダイヤモンドバックスの3球団が今季の開幕投手を発表した。エンゼルスは新加入のトレバー・ケーヒル(2度目)、レッズは若手右腕のルイス・カスティーヨ(初)、そしてダイヤモンドバックスはエース右腕のザック・グレインキー(4度目)が開幕投手を務める。

31歳のケーヒルは、昨季アスレチックスで21試合(うち20先発)に登板して7勝4敗、防御率3.76をマーク。今オフ、年俸900万ドルの1年契約でエンゼルスに加わった。オープン戦では4先発で0勝2敗、防御率8.25と不本意なピッチングが続いているものの、2ケタ勝利4度、通算80勝の実績を買われ、アスレチックス時代の2011年以来、自身2度目となる開幕投手を務めることが決定した。

26歳のカスティーヨは、メジャー2年目となった昨季、31試合に先発して10勝12敗、防御率4.30をマーク。自身初の2ケタ勝利&規定投球回到達を達成し、2ケタ勝利と規定投球回到達はいずれも昨季のレッズでは唯一だった。今オフ、レッズはソニー・グレイ、アレックス・ウッド、タナー・ロアークをトレードで補強したが、オープン戦で防御率12.46と打ち込まれているカスティーヨが、昨季の活躍を評価され、自身初の開幕投手を務めることになった。

35歳のグレインキーは、ダイヤモンドバックス移籍3年目となった昨季、33試合に先発して15勝11敗、防御率3.21をマーク。2ケタ勝利は11年連続となった。オープン戦では3先発で防御率2.79と安定したピッチングを見せており、大方の予想通り、自身4度目、ダイヤモンドバックスでは3度目となる開幕投手に指名された。なお、各球団の開幕投手は以下の通り。

オリオールズ:アレックス・カッブ(初)
レッドソックス:クリス・セール(5度目)
ヤンキース:田中将大(4度目)
レイズ:ブレイク・スネル(初)
ブルージェイズ:マーカス・ストローマン(2度目)

ホワイトソックス:カルロス・ロドン(初)
インディアンス:
タイガース:
ロイヤルズ:ブラッド・ケラー(初)
ツインズ:ホゼ・ベリオス(初)

アストロズ:ジャスティン・バーランダー(11度目)
エンゼルス:トレバー・ケーヒル(2度目)
アスレチックス:マイク・ファイアーズ(初)
マリナーズ:マルコ・ゴンザレス(初)
レンジャーズ:マイク・マイナー(初)

ブレーブス:フリオ・テーラン(6度目)
マーリンズ:ホゼ・ウーレイナ(2度目)
メッツ:ジェイコブ・デグロム(初)
フィリーズ:アーロン・ノラ(2度目)
ナショナルズ:マックス・シャーザー(4度目)

カブス:ジョン・レスター(8度目)
レッズ:ルイス・カスティーヨ(初)
ブリュワーズ:ヨーリス・チャシーン(3度目)
パイレーツ:ジェイムソン・タイオン(初)
カージナルス:マイルズ・マイコラス(初)

ダイヤモンドバックス:ザック・グレインキー(4度目)
ロッキーズ:
ドジャース:
パドレス:
ジャイアンツ:

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