ハンリー・ラミレス インディアンス「最後の1枠」に滑り込みか

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インディアンスのテリー・フランコーナ監督は、開幕ロースター25枠のうち24枠をすでに決めている。残りの1枠は、ハンリー・ラミレスをロースターに残すかどうかで決まるようだ。現時点では、インディアンスが開幕までに何らかの戦力補強を行わなければ、35歳のラミレスが開幕ロースターに名を連ねるのはほぼ確実であると見られている。

フランコーナは「もし我々が今のままの戦力で開幕を迎えるなら、ハンリー(・ラミレス)はロースターに入るだろうね。もし何か戦力補強があれば、それはハンリーの立場にも影響を与えるだろうし、そのことはすでにハンリーにも伝えてある」と語り、現時点ではラミレスを戦力の1人として計算していることを明言した。

メジャー歴14年を誇る35歳のベテランスラッガーは、オープン戦13試合で打率.282、2本塁打、8打点、OPS.830をマーク。新加入のジェイク・バウアーズが一塁ではなく左翼を守る見込みであり、それに伴って古巣復帰のカルロス・サンタナが指名打者ではなく一塁に入るため、ラミレスは指名打者を務めることになる。フランコーナは左翼バウアーズ、中堅レオニス・マーティン、右翼タイラー・ネークインを基本の布陣として考えているようだ。

今季のインディアンスは、サンタナやバウアーズが加入したとはいえ、エドウィン・エンカーナシオン、マイケル・ブラントリーといった主軸打者が流出し、フランシスコ・リンドーアとジェイソン・キプニスも故障による出遅れが確実となっている。強力な先発ローテーションを擁しているため、今季も地区優勝の最有力候補に挙げられてはいるものの、このままでは得点力の大幅ダウンは確実。マーリンズ時代の2008年に「30-30」を達成し、翌2009年には.342の高打率で首位打者のタイトルを手にするなど、オールスター3度、シルバースラッガー賞2度の実績を誇るラミレスには、主軸打者の1人として大きな期待がかかる。

3年前(2016年)にはレッドソックスで30本塁打、111打点をマーク。まだ老け込む年齢ではなく、自身を「終わった選手」と見なす周囲を見返すような活躍を期待したい。