広島ドラ1小園は開幕1軍 球団高卒新人では00年苫米地以来
プロ野球は29日に各地で開幕する。24日までのオープン戦では2018年のドラフトで入団した多くの新人選手たちが出場。初めてプロのユニホームに袖をそ通したルーキーたちは、どんな成績を残したのだろうか。今回は昨年のドラフトでセ・リーグ球団に入団した選手のオープン戦成績（育成ドラフトで入団した選手を除く）を紹介したい。
○広島
1位 小園海斗（内）/15試26打6安2本3点0盗 率.231
2位 島内颯太郎（投）/6登0勝0敗1S 7回 率0.00
3位 林晃汰（内）/1試1打0安0本0点0盗 率.000
4位 中神拓都（投）/（出場なし）
5位 田中法彦（投）/（出場なし）
6位 正隨優弥（外）/10試合11打3安0本0点 率.273
7位 羽月隆太郎（内）/（出場なし）
高校時代から注目された小園が6安打2本塁打。内野の層は厚いが、期待が持てる。2位の島内は中継ぎで6試合を投げ無失点。
○ヤクルト
1位 清水昇（投）/1登0勝0敗0S 2回 率0.00
2位 中山翔太（外）/1試1打1安0本1点0盗 率.1000
3位 市川悠太（投）/（出場なし）
4位 濱田太貴（外）/（出場なし）
5位 坂本光士郎（投）/（出場なし）
6位 鈴木裕太（投）/（出場なし）
7位 久保拓眞（投）/2登0勝1敗0S 1回 率18.00
8位 吉田大成（内）/11試18打3安0本5点0盗 率.167
ドラ1清水は2回を無失点。2位の中山は1試合、1打席だけだったが、二塁打を打っている。
○巨人
1位 高橋優貴（投）/2登1勝1敗0S 9.2回 率2.79
2位 増田陸（内）/（出場なし）
3位 直江大輔（投）/（出場なし）
4位 横川凱（投）/（出場なし）
5位 松井義弥（内）/（出場なし）
6位 戸郷翔征（投）/（出場なし）
3軍まである層が厚い巨人では、オープン戦とはいえルーキーの起用は少ない。1位の高橋が2試合に起用されただけだった。
阪神はドラ1の近本、ドラ3の木浪が存在感を見せた
○DeNA
1位 上茶谷大河（投）/2登1勝1敗0S 10回 率3.60
2位 伊藤裕季也（内）/9試14打1安0本0点0盗 率.071
3位 大貫晋一（投）/2登1勝0敗0S 9回 率0.00
4位 勝又温史（投）/（出場なし）
5位 益子京右（捕）/（出場なし）
6位 知野直人（内）/8試8打1安0本0点1盗 率.125
1位の上茶谷は2試合10回を投げて1勝1敗。3位の大貫も2試合に起用され1勝。ともに即戦力として期待が集まる。
○中日
1位 根尾昂（内）/2試5打1安0本0点0盗 率.200
2位 梅津晃大（投）/（出場なし）
3位 勝野昌慶（投）/（出場なし）
4位 石橋康太（捕）/（出場なし）
5位 垣越建伸（投）/（出場なし）
6位 滝野要（外）/（出場なし）
春季キャンプから人気を集めていた根尾が一軍オープン戦で起用され、1安打した。他はオープン戦には出場せず。
○阪神
1位 近本光司（外）/17試65打17安0本1点6盗 率.262
2位 小幡竜平（内）/（出場なし）
3位 木浪聖也（内）/17試59打22安0本9点0盗 率.373
4位 齋藤友貴哉（投）/1登0勝0敗0S 1回 率0.00
5位 川原陸（投）/（出場なし）
6位 湯浅京己（投）/（出場なし）
12球団で最も積極的にルーキーを起用したのは阪神だ。3位の木浪は最多安打。打率は3位。1位近本も規定打席に達して16位だった。
あくまでオープン戦の成績ではあるが、シーズンでは誰が新人王争いに名乗りを上げるだろうか。（広尾晃 / Koh Hiroo）
