【南米】これは危険…女性レフェリーがスタンドから熱湯を掛けられる

アルゼンチン地域リーグ第6節マルケサートとサン・マルティンの一戦で、女性アシスタントレフェリーにスタンドから熱湯が掛けられ、やけどを負う事件が発生した。

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事件は開始2分にホームチームが先制し1-0で迎えた試合終了直前、サポーターの一人が線審を務めていたロザーナ・パズ氏に向けスタンドから熱湯を投げ込む。試合後、病院に運ばれたパズ氏は検査の結果やけどを負ったと診断された。当時の状況についてパズ氏は「私は背中に熱湯を掛けられたのを感じた。私は他の二人の審判に冷たい水を幹部に掛けてもらう頼んだわ。彼らは試合の中断を要求したけれど、私たちは試合続行を決めたわ」と説明している。

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重傷を負う可能性もあった許し難い事件だが、パズ氏は「これで私が屈することはないわ」と強い姿勢を見せた。「男性でも女性でもこのような事は起きてはならない。でも私がこれで諦め事はないわ。次の試合でもレフェリーとしてピッチに向かう」。地域リーグ会長は同件について「サッカーを超えた行為と感じた。当然の処罰を与えるつもりだ」と言及している。

アルゼンチンで女性線審に熱湯を掛ける事件が発生

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