チャンピオンズリーグではベスト16でバルセロナに敗れたが、フランスのリヨンでプレイする若手選手たちは十分にその実力を披露した。中でもビッグクラブからの注目を集めるのがフランス代表MFタンギー・エンドンベレだ。
スペイン『as』によれば、22歳のエンドンベレにはレアル・マドリードも興味を示しており、トニ・クロースの後継者候補になっているという。クロースにはマンチェスター・ユナイテッドが強い興味を示していると言われており、仮にクロースが動いた場合にはエンドンベレが後継者になるかもしれない。
2人はタイプが異なり、ゲームメイクはクロースの方が巧みだ。一方でエンドンベレはクロースよりも縦への推進力があり、華麗なドリブルでファイナルサードまでボールを運ぶこともできる。
ユヴェントスもエンドンベレに興味を示すチームの1つだ。ユヴェントスの場合はサミ・ケディラの後継者、さらにはミラレム・ピアニッチがレアルなどに引き抜かれた場合に備えてエンドンベレを見ているという。ケディラも攻守に上下動できるタイプで、どちらかと言えばエンドンベレはケディラの後継者と言った方がしっくりくるかもしれない。
トッテナムもエンドンベレに注目しているようで、争奪戦はヒートアップしてくるだろう。その足下の技術はバルセロナ相手にもある程度通用していたため、ビッグクラブでどのようなパフォーマンスを見せてくれるのか楽しみだ。
