スコットランドラグビー協会が来崎 W杯キャンプ受け入れ CEO「交流深めたい」

プレゼントを交換して平田副知事と握手するドットソンCEO(中央)と笑顔を見せるマッケイCOO(右)=長崎県庁

 スコットランドラグビー協会のマーク・ドットソンCEO(最高経営責任者)とドミニク・マッケイCOO(最高執行責任者)が2日、長崎県庁を訪れ、平田研副知事にラグビーワールドカップ(W杯)日本大会のキャンプ受け入れへの感謝や意気込みを語った。

 9月20日開幕のラグビーW杯で、長崎県と長崎市はスコットランド代表の公認キャンプ地になっている。選手らは9月上旬に長崎入りし、試合に向けた調整などを行う予定。

 平田副知事は「選手の皆さんが最高のコンディションでプレーできるよう準備を進めている。長崎で良かったと思ってもらえるよう全力でサポートしたい」と歓迎。ドットソンCEOは「環境を整えてくれた長崎の方々に感謝している。キャンプをきっかけに、長崎とスコットランドの子どもたちが将来的につながっていけるような交流を深めたい」と話した。

 長崎県は龍踊(じゃおどり)をモチーフにした「長崎染」のテーブルクロスを2人にプレゼント。同協会は長崎をイメージして作った格子模様「長崎タータン」がデザインされたマフラーとウイスキーボトルを平田副知事に贈った。

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