次期モデルの「MAZDA3」が日本で発売される前に、現行型の実燃費を徹底検証
今回の燃費テストは、現行型がモデル末期となっているマツダ アクセラスポーツ。すでに次期モデルの「MAZDA3」が東京オートサロン2019などで公開され、フルモデルチェンジ寸前という段階だ。
そこで次期モデル「MAZDA3」への展望や、約6年間生産された現行型のメモリアル、という意味も兼ねてテストを行った。
マツダ アクセラ 実燃費レポート 目次
起用グレード
起用グレードは、ベーシックな1.5リッターガソリンエンジンを搭載する中では上級グレードとなる15Sプロアクティブの6速ATモデル。車両本体価格は220万3200円で、JC08モード燃費は20.4km/Lというスペックだ。
なおマツダも日本車ではスバルと並ぶほど改良を細かく行うブランドではあるが、テスト車両のBピラーに付くコーションプレートを見ると「4型」であった。
燃費テスト概要
テストは2019年3月6日の午前11時頃に開始し、18時に帰京するというスケジュールで実施した。テスト中の天候は曇り一時雨、最高気温は14度という気候で、交通の流れは比較的スムーズであった。
現行型アクセラスポーツ 1.5リッターガソリンモデルの実燃費テストの結果は以下のとおり。
今回は過去データのある現行アクセラセダンの1.5リッターガソリンモデル(6速AT・FF)と、ライバル車であるスバル インプレッサ 1.6リッターガソリンモデル(CVT・4WD)の実燃費も記載する。
市街地では交通の流れによる影響が大きかったにせよ、現行モデルの進化による燃費の向上を確認できる結果となった。
ここからは市街地編、郊外路編、高速道路編、それぞれの章で燃費や走りの質について詳細な評価を行っているので、今後中古車を含め現行アクセラスポーツの購入を考えている方にはぜひ参考にしてほしい。