サンチェス自身初の1試合3本塁打 ヤンキース大勝

【ヤンキース15-3オリオールズ】@オリオール・パーク・アット・カムデンヤーズ

ヤンキース打線が7本塁打を含む15安打15得点の大爆発でオリオールズ投手陣を粉砕。先発のドミンゴ・ヘルマンも6回2安打2失点と試合を作り、ヤンキースは15対3で大勝した。2回表にグレイバー・トーレスの3号ソロとクリント・フレイジャーの2号ソロで2点を先制したヤンキースは、3回表にゲーリー・サンチェスが4号2ラン。6回表にフレイジャーのタイムリーでリードを5点に広げると、7回表にはサンチェスの5号2ラン、DJレメイヒューのタイムリー二塁打、ジオ・ウルシェラのタイムリーでさらに4点を追加。試合終盤にもサンチェス、フレイジャー、オースティン・ロマインに一発が飛び出し、故障者続出を感じさせない大勝劇となった。

「4番・指名打者」で先発出場したサンチェスが、自身初となる1試合3本塁打の大暴れでチームを大勝に導いた。3回表にレフトへの4号2ラン、7回表に左中間への5号2ランを放ったサンチェスは、8回表にもレフトへの6号2ラン。3安打6打点の大活躍だった。ヤンキースが1試合で7本以上の本塁打を放つのは、2007年7月31日(現地時間)のホワイトソックス戦で8本塁打を放って以来、球団史上5度目であり、サンチェスはコディ・ベリンジャー(ドジャース)と並んで本塁打数メジャー最多タイに浮上。開幕9試合で6本塁打を放ったのは、1974年のグレイグ・ネトルズ、2007年のアレックス・ロドリゲスに次いで球団史上3人目の快挙である。先発のヘルマンは6回2失点で今季2勝目をマーク。オリオールズは登板した全4投手が被弾するなど、ヤンキース打線の勢いを止められなかった。

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