SBK第3戦アラゴンでは完走も、苦戦の清成とモリワキ-アルティア・ホンダ「懸命に改善を続けている」

 スーパーバイク世界選手権(SBK)第3戦アラゴンまでを終え、清成龍一(モリワキ-アルティア・ホンダ・チーム)が苦戦を強いられている。アラゴンの3レースではすべて完走を果たすも、13位から14位でのフィニッシュ。清成は「懸命に改善を続けている」と言う。

 清成は17番グリッドから挑み、14位でフィニッシュしたアラゴンのレース1を、「今日のレースはとても難しいものでした。望むようなよいペースやライディングを維持できなかったからです」と振り返った。

 日曜日に行われたスーパーポール・レースとレース2では、それぞれ13位と14位。清成はスーパーポール・レースについて「懸念されるバイクのセットアップについて、昨日から改善しました。スーパーポール・レースでは、バイクについてよりよい感触をえることができ、安定したラップを刻むことができました」と語る。

 しかし、レース2に向けて行った変更が、いい方向へはいかなかったようだ。

「レース2に向けて、さらにセッティングを変更しましたが、これはうまくいきませんでした。しかし、僕たちは懸命に改善を続けています。試すことには価値があります。次のレースウイークに向けて、ベストを尽くし続けます」

 チームメイトであるレオン・キャミアも清成に近いポジションでのフィニッシュを続けている。チーム全体で一歩ずつ、前進を続けているということだろう。

ここまで厳しい戦いが続く清成とモリワキ-アルティア・ホンダ・チーム

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