プレミアリーグ第34節で激突するリヴァプールとチェルシー。5年前のアンフィールドで行われたこの対決は今でも語り草となっている。
悲願のプレミアリーグ初優勝に迫っていた当時のリヴァプールだが、スティーヴン・ジェラードの転倒からデンバ・バに失点を許して0-2で敗戦。
最終的には勝点差2ポイントの2位となり、優勝を逃している(優勝したのはマンチェスター・シティ)。
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そうした中、デンバ・バがこの試合について語った。『The Sun』によれば、こう述べたという。
デンバ・バ
「彼を気の毒だとは思わなかった。
自分はスティーヴン・ジェラードのサポーターではない。リヴァプールのサポーターでもない。
マン・シティのサポーターでもないし、彼らの優勝が嬉しかったわけでもない」
「全てゲームの一部だ。自分の仕事をしにいって、勝ちにいく。
アンフィールドでのゴールは僕らに何ももたらさなかった。敵地でリヴァプールを撃破したこと以外は。
僕らを別次元に導いたわけでもないし、リーグ優勝させたわけでもない。
これまで自分が決めてきた普通のゴールでしかない」
デンバ・バ
「あれはストライカーの所業だ。
他の90パーセントのストライカーたちと同様に、僕らは守備のためにいるわけではないし、それが得意でもない。
僕らは少しばかりチートをやれる。プレッシングをするけれど、ディフェンダーたちがやるように本気ではやらない。
DFがボールを持ってターンしたら、バックパスをする前にGKへプレッシングをし始める。もしミスをすればチャンスになるからね。
僕らは常にギャンブルをする。自分は正しいタイミングであそこにいた。ちょっとギャンブルをしたんだ」
「(GKシモン・ミニョレが飛び出してきたのでシュートを狙う)角度がなかった。
GKの足の間をどうにか抜くことができた。角度がかなり狭かったのでね。うまくいったよ」
「(大きな意味のあるものだったか?)
それほどでもない。
彼ら(リヴァプール)にとっては、そうに違いない。だが、僕らにとってはそうじゃない。
もし彼らがあの試合に勝ってたなら、優勝していただろうね」