チェルシー、完全復刻を期待したい「8つの青いユニフォーム」

プレミアリーグはシーズンも佳境となろ、残すところあと5試合となった。

14日には、来季のチャンピオンズリーグ出場権獲得を目指す3位チェルシーが、アンフィールドに乗り込んで首位リヴァプールと対戦する。

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ここでは、そのチェルシーの80年代以降のユニフォームから、メーカーロゴやスポンサーロゴまで完全復刻を期待したい8つのホームキットを選出したのでご紹介したい。

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Chelsea 1981-83

チェルシー/1981-83/le coq sportif/ホーム半袖

2部リーグ時代のホームキット。le coq sportifとの契約後最初のユニフォームで、それまでのUmbroのクラシックなスタイルから一変。白色のピンストライプをあしらったモダンなデザインが登場した。

Chelsea 1985-86

チェルシー/1985-86/le coq sportif/ホーム半袖

このシーズンは1部昇格から2季目で、le coq sportif製の最後のユニフォームとなった。派手な装飾は無くシンプルなシャドーストライプのキットは、今でも評価は高い。シャツ全体にメーカーロゴマークを透かしプリントで散りばめている。

Chelsea 1991-93

チェルシー/1991-93/Umbro/ホーム半袖

92-93シーズンからは新たに発足したプレミアリーグがスタート。その記念すべき最初のユニフォームは、幾何学模様のシャドーパターンが特徴的なデザイン。胸スポンサー「Commodore(コモドール)」はかつて存在したコンピュータ会社だ。

Chelsea 1993-94

チェルシー/1993-94/Umbro/ホーム半袖

このシーズンはFAカップ決勝でマンチェスター・ユナイテッドに0-4と完敗も、準優勝と躍進を遂げた。胸スポンサーロゴ「AMIGA」は、スポンサー企業「Commodore」が発売したパソコンの商品名。なお翌94-95シーズンはスポンサーをビールブランドの「Coors」に変えて同じシャツを使用した。

Chelsea 1995-97

チェルシー/1995-97/Umbro/ホーム半袖

クラブが大きく変わり始めた時期のホームキット。ジャンフランコ・ゾラやジャンルカ・ヴィアッリといったイタリア人選手が加入した96-97シーズンは、プレミアリーグを6位で終了。そして27年ぶりにFAカップを優勝した。ユニフォームからは赤色が消えて、代わりに黄色が使われている。

Chelsea 1997-99

チェルシー/1997-99/Umbro/ホーム半袖

ユニフォームは白色と黄色が強調されたデザインに。シンプルな青色を好むチェルシーファンからは、必ずしも好評を博したわけではない。

だが97-98シーズンはUEFAカップウィナーズ・カップとリーグカップを優勝し、カップダブルを達成。さらに98年のUEFAスーパーカップではレアル・マドリーを下してタイトルを獲得と、輝かしい成績とともにあったユニフォームだ。

Chelsea 1999-2001

チェルシー/1999-2001/Umbro/ホーム半袖

黄色が消えて、チェルシー本来のカラーと言える青色と白色で構成されている。エンブレムは丸で囲むスタイルから、シンプルにライオンとCFCの文字のみに変更となった。99-00シーズンは3季ぶりにFAカップを優勝している。

Chelsea 2001-03

チェルシー/2001-03/Umbro/ホーム半袖

2001年に発表されたこのユニフォームは、チェルシーらしく濃い青色を基調に過度な装飾を省いたシンプルなデザイン。胸スポンサーは「Fly Emirates」へと変わった。使用した2シーズンは大きな成績を残せなかったが、デザイン面ではクラブを代表するユニフォームと言える。

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