【タイム結果】2019スーパーフォーミュラ第1戦鈴鹿 金曜専有走行

 4月19日(金)、全日本スーパーフォーミュラ第1戦鈴鹿の金曜専有走行が行われ、ルーキーのアレックス・パロウ(TCS NAKAJIMA RACING)がトップタイムをマークした。トヨタ勢のトップは2番手の関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)、3番手はダニエル・ティクトゥム(TEAM MUGEN)だった。

 セッションは曇り空のなか、手元の計測では気温21度、路面温度31度というコンディションで12時40分よりスタート。まずは各車コースへ出て行き、マシンの挙動確認などを行った。

ドライコンディションで行われたスーパーフォーミュラ第1戦鈴鹿の金曜専有走行

 序盤は1分38〜39秒台のタイムが並び、シーズンオフのテストでも好調さを見せていたパロウ、2018年のチャンピオンである山本尚貴(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)、同じくルーキーの牧野任祐(TCS NAKAJIMA RACING)がトップ3につけていた。走行時間の折り返しを迎える前には関口が全体のトップに浮上するが、パロウがそれを上回り再びトップに立った。

 残り時間27分、セクター1で自己ベストタイムを更新していた大嶋和也(UOMO SUNOCO TEAM LEMANS)がデグナーのふたつ目でマシンが横を向いた状態でストップしてしまい、セッションは赤旗中断に。大嶋のマシンを撤去し、残り時間19分の時点でセッションが再開された。

ドライコンディションで行われたスーパーフォーミュラ第1戦鈴鹿の金曜専有走行

 ところが残り時間11分のところで、今度はトップタイムをマークしていたパロウがデグナーふたつ目の立ち上がりでストップしてしまい、再び赤旗が出された。セッションは残り時間3分となったところで再開され、5分間の延長が決定。終盤はタイムを更新するマシンも多かったが、結局パロウがトップのまま専有走行は終了。2番手は関口、3番手は終盤にタイムアップを果たしたティクトゥムとなった。なお5番手のハリソン・ニューウェイ(B-Max Racing with motopark)のみソフトタイヤでの計測だったようだ。

■2019全日本スーパーフォーミュラ選手権 第1戦鈴鹿 金曜専有走行タイム結果(編集部計)

天候:曇り 路面:ドライ

Pos. No. Driver Team Engine Time

1 64 A.パロウ TCS NAKAJIMA RACING HONDA 1’38.095

2 19 関口雄飛 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL TOYOTA 1’38.174

3 15 D.ティクトゥム TEAM MUGEN HONDA 1’38.469

4 1 山本尚貴 DOCOMO TEAM DANDELION RACING HONDA 1’38.471

5 51 H.ニューウェイ B-Max Racing with motopark HONDA 1’38.551

6 36 中嶋一貴 VANTELIN TEAM TOM’S TOYOTA 1’38.918

7 65 牧野任祐 TCS NAKAJIMA RACING HONDA 1’38.923

8 50 L.アウアー B-Max Racing with motopark HONDA 1’38.950

9 20 平川亮 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL TOYOTA 1’39.169

10 38 石浦宏明 JMS P.MU/CERUMO・INGING TOYOTA 1’39.189

11 3 山下健太 KONDO RACING TOYOTA 1’39.190

12 16 野尻智紀 TEAM MUGEN HONDA 1’39.217

13 18 小林可夢偉 carrozzeria Team KCMG TOYOTA 1’39.237

14 7 A.マルケロフ UOMO SUNOCO TEAM LEMANS TOYOTA 1’39.432

15 39 坪井翔 JMS P.MU/CERUMO・INGING TOYOTA 1’39.445

16 8 大嶋和也 UOMO SUNOCO TEAM LEMANS TOYOTA 1’39.558

17 37 N.キャシディ VANTELIN TEAM TOM’S TOYOTA 1’39.590

18 5 福住仁嶺 DOCOMO TEAM DANDELION RACING HONDA 1’39.708

19 4 国本雄資 KONDO RACING TOYOTA 1’39.711

20 17 T.シャルパンティエ REAL RACING HONDA 1’40.187

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