史上初のCL3連覇から一転して試練のシーズンとなっているレアル・マドリー。
ジダン監督復帰後はケイロル・ナバスとティボー・クルトワとの正GK争いにも注目が集まっている。
ここでは、『sportskeeda』による「レアルがクルトワの代役として獲得しうる候補」を見てみよう。
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ジャンルイージ・ドンナルンマ(ミラン)
2015-16シーズンにブレイクしたイタリアの天才児はこれまでもレアル移籍が噂されてきた。
弱冠20歳ながらレギュラーを奪取してからすでに4年。欧州で最もホットな若手のひとりになっている。
長身で屈強ながら驚異的な反応まで兼備。偉人ブッフォンの後継者として評価されており、今季はクルトワよりいいスタッツを記録している。ドンナルンマのほうが出場試合数は多いにもかかわらずだ。
まだまだ若い彼には成長するための余地が大いに残されている。今後10年間はハイレベルのパフォーマンスを約束してくれるはずであり、価値ある投資になるだろう。
ヤン・オブラク(アトレティコ・マドリー)
アトレティコの守護神としてソリッドかつ一貫性のあるパフォーマンスを見せてきたオブラク。現在世界最高GKのひとりとして評価されている。
欧州最高レベルの堅守を誇るアトレティコだが、彼のおかげであるところも少なくない。
至近距離だけでなく長距離からのシュートにも強いオブラクには“鉄壁”になるための全てが揃っている。今季はクルトワの2倍近いクリーンシート数を誇っており、失点数も大幅に少ない。
ただ、つい先日にアトレティコとの契約を更新したばかり。他にも狙っているメガクラブがあるなかで、宿敵チームの守護神を引き抜くのは至難の業だろう。
ダビド・デ・ヘア(マンチェスター・ユナイテッド)
レアルが夢に見ているチョイスであることは間違いない。この移籍はこれまで実現してこなかったが、今夏は最大のチャンスになりうる。
プレミアリーグ最高のGKのひとりとして、何度となくユナイテッドを救ってきたデ・ヘア。だが、今季までとなっている契約は給与面から延長合意に至っていないとされている。
足元の技術という意味でもクルトワのアップグレードになるはず。何としてでも連れてきたい人材だが…。