インディアンスに大打撃 エース・クルーバーが骨折

【インディアンス2-4マーリンズ】@マーリンズ・パーク

ア・リーグ中部地区で4連覇を目指すインディアンスにアクシデントが発生した。昨季20勝のエース右腕、コリー・クルーバーが日本時間5月2日に行われたマーリンズ戦で右腕に打球を受けて負傷降板。検査の結果、骨折していることが判明し、長離脱は避けられない情勢となっている。4回までに3点を失ったクルーバーは、5回裏二死走者なしの場面でブライアン・アンダーソンの痛烈な打球が右腕に直撃。ボールを拾うも右腕では投げられず、そのまま負傷降板となった。この試合を含めて今季ここまで2勝3敗、防御率5.80と「らしくない」パフォーマンスが続いていたクルーバーだが、メジャー定着後初めての長期離脱となりそうだ。

試合は1回裏にマーリンズが一死三塁からアンダーソンのタイムリーで先制。インディアンスは3回表にマーリンズ先発のケイレブ・スミスからロベルト・ペレスが3号ソロを放ち、1対1の同点に追い付いた。しかし4回裏、マーリンズは二死から連打で一・二塁のチャンスを迎え、ロセル・ヘレーラの2点タイムリー二塁打で勝ち越しに成功。6回裏にはインディアンス3番手のタイラー・クリッパードからヘレーラが2打席連続のタイムリーを放ち、リードを3点に広げた。その後、インディアンスは9回表にカルロス・サンタナの4号ソロで1点を返すのが精一杯。7回1失点の好投を見せたスミスは開幕から無傷の3勝目をマークし、今季の防御率は2.00となった。

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