今季マウリツィオ・サッリ監督を新指揮官として招聘したチェルシー。
アップダウンが激しかったものの、UEFAヨーロッパリーグでは準決勝に進出し、プレミアリーグでも4位につけている。
ここでは、『sportskeeda』による「今季のチェルシー、最も失望だった選手ワースト4」を見てみよう。
ウィリアン
2013年の加入後、チェルシーで最も一貫性のある選手として活躍を続けてきたウィリアン。
ジョゼ・モウリーニョが途中解任されるなど讃嘆たる結果に終わった2015-16シーズンでさえ、評価を落とすことはなかったのだ。
そのパフォーマンスは各方面から絶賛され、バルセロナやマンチェスター・ユナイテッドが獲得を狙っているとも伝えられていた。
だが、今季は彼の標準を下回るものになっている。ゴール・アシストともに落ち込んでしまった。
オリヴィエ・ジルー
アルバロ・モラタが不発に陥ったことで、2018年1月にチェルシーが緊急補強したジルー。ただ、栄光で自らの身を包むことはできていない。
コンテ、サッリと2人の監督から信頼を勝ち取れていないということが、その低調ぶりを大いに物語っている。
サッリに至っては、彼をトップに置くよりもエデン・アザールを偽9番にするほうを好んでいた。
さらに、冬のゴンサロ・イグアイン加入によって、序列はさらに下がってしまった(今季プレミアでは2得点だが、ELでは11試合で10ゴールと大暴れしている)。
ダニー・ドリンクウォーター
2017年に3500万ポンド(50億円)で獲得したドリンクウォーター。レスター時代にコンビを組んだエンゴロ・カンテと再会することになった。
だが、怪我もあり新天地でのデビューが遅れると、ここまでチェルシーでは何ももたらすことができていない。クラブ史上最も無意味な獲得選手のひとりとして評価されてしまうほど…。
すでにサッリ監督からは構想外となっており、冬の移籍も噂されていたが結局残留。夏にはもうチェルシー選手ではなくなっているだろう。
ギャリー・ケイヒル
彼がいまだにチェルシーのキャプテンであるということは信じがたい。サッリ監督の構想外となり、今季はほとんどプレー機会を与えられていないのだ。
この2シーズンほどで大きく落ち込んでしまったケイヒル。
コンテ時代にはアンドレアス・クリステンセンが重用されたことで先発の座を失った。そして、サッリ監督はダヴィド・ルイスとアントニオ・リュディガーのコンビを起用。構想外となったケイヒルが割って入るスキはなかった。
今季で契約が満了になる彼は退団することになる。