バンド演奏に体揺らし しまばら火張山花公園「春の花まつり」

平成新山をバックに、ライブなどで盛り上がった「春の花まつり」のイベント=島原市、しまばら火張山花公園

 「春の花まつり」が開催中の「しまばら火張山(ひばるやま)花公園」(島原市上折橋町)で4月28日、ライブステージなどのイベントがあった。

 地元の60~70代男女5人でつくるインストルメンタル(楽器だけの演奏)のバンド「ヴィンテージ」が、ベンチャーズや西城秀樹さんなどのポピュラー音楽、時代劇「必殺仕事人」のテーマソングなど計約30曲を披露。観客が手拍子したりダンスを踊ったりして会場は盛り上がった。同公園で除草などボランティア活動に取り組む地元有志がつくった「火張山音頭」の歌と踊りも披露された。

 島原市立第三小5年、池田奈央さん(10)は「イベントは踊りやすいリズムで楽しかった。演奏された『ヤングマン』を、習っているピアノで弾いてみたい」と話した。同まつりを主催するNPO法人「芝桜公園をつくる会」によると、5月初旬ごろ、約500万本のポピーが見ごろを迎えるという。まつりは5月下旬ごろまで。

© 株式会社長崎新聞社