「欧州最高の点取り屋」を決めるゴールデンシュー、現在のTOP10を見る

『Sportskeeda』は6日、「現時点でのヨーロッパ・ゴールデンシューのランキングTOP10」という記事を掲載した。

ヨーロッパ・ゴールデンシューは欧州全体での得点王を決めるもので、リーグごとに得点の価値を決める倍率が設定されており、よりレベルが高い場所でのものが高く評価されるというシステムになっている。

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そしてシーズン終了まであと少しというこのタイミングで、ランキングはどうなっているのか?見てみよう。

10位:ニコラ・ペペ(リール)

ゴール数:20点

ゴールデンシューポイント:40ポイント

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リールの右サイドでプレーするウイングストライカーは、今季のフランスリーグで「大発見」となった存在。いいパフォーマンスを継続させていることがなによりも素晴らしい。

この23歳のアタッカーは今季20ゴールを決めており、リーグアンの得点ランキングでも2位に入っている。クリスティアーノ・ロナウドよりもアシストが3つ多いため、同じポイント数でも上位になっているのだ。

今シーズンの終了までに1位になることはないだろうが、今後の成長次第ではいつか欧州の頂点に立てるタレントだろう。

9位:クシシュトフ・ピョンテク(ジェノア→ミラン)

ゴール数:21点

ゴールデンシューポイント:42ポイント

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今季のヨーロッパで最も話題になったタレントの一人はクシシュトフ・ピョンテクだ。若いポーランドの「次なるレヴァンドフスキ」は、1月にジェノアを去ってミランに行った後も勢いに陰りを見せない。

彼はジェノアで救世主となったが、サン・シーロに来てからの継続的な成長も際立っている。今セリエAでは得点ランキングトップに立っており、21ゴールを決めている。

今季はヨーロッパのゴールデンシューランキングで9位に入っており、ミランの財政状況を考えれば今夏はビッグクラブが接近してくるであろう。

8位:カリム・ベンゼマ(レアル・マドリー)

ゴール数:21点

ゴールデンシューポイント:42ポイント

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新たにヨーロッパのゴールデンシューランキングに参入してきた人物の一人がカリム・ベンゼマだ。レアル・マドリーでメインの点取り屋にならなければならない状況となり、批判は受けたものの結果は残している。

クリスティアーノ・ロナウドがチームを去ったことは、今季21ゴール5アシストを決めているカリム・ベンゼマに恩恵をもたらしたようだ。昨季はわずか5点に終わったことを考えれば、劇的な復活劇でもある。

レアル・マドリーはやや苦しい年になっているものの、ベンゼマは最終的にクラブで最も活躍した選手の一人に数えていい存在になった。

7位:ルイス・スアレス(バルセロナ)

ゴール数:21点

ゴールデンシューポイント:42ポイント

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スアレスはこのヨーロッパのゴールデンシューランキングにおいてリーガ・エスパニョーラから入ってくる3名の選手の一人だ。このウルグアイ人ストライカーは、今季決して最高のシーズンにはなっていないが、それでも欧州で最高レベルの得点者の一人だ。

リオネル・メッシという圧倒的なスター選手が隣りにいるが、とはいえ実績でも数字でもそれほど引けは取らない。今季彼はリーガで21点を決め、6アシストも記録した。

この32歳の選手はシーズン終了までもっと数字を伸ばすだろうが、メッシを上回ることはちょっと難しいか。

6位:ドゥバン・サパタ(アタランタ)

ゴール数:21点

ゴールデンシューポイント:42ポイント

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イタリア・セリエAでこのランキングトップとなったのがアタランタで大ブレイクを果たしているコロンビア代表FWドゥバン・サパタだ。

ゴールデンシューランキングにおいては新しい参入者であることに間違いはないが、クリスティアーノ・ロナウドを凌駕するようにゴールを決め続けた。

21ゴール7アシストという記録を持っており、ヨーロッパの他のトップリーグで活躍するどんなストライカーにも劣らない結果を出している。

5位:ロベルト・レヴァンドフスキ(バイエルン・ミュンヘン)

ゴール数:21点

ゴールデンシューポイント:42ポイント

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バイエルン・ミュンヘンのエースであるレヴァンドフスキは、今季のヨーロッパ・ゴールデンシューランキングで5位だ。前半戦ではやや苦しんだが、このところ調子をあげてきている。

そして、そのレヴァンドフスキの復調がブンデスリーガでのバイエルン・ミュンヘンを大きく助けた。ボルシア・ドルトムントとの差を一気に縮め、優勝争いに引き戻した。

この32歳のストライカーは21ゴールを決め、加えて7つのアシストを記録している。

4位:ムハンマド・サラー(リヴァプール)

ゴール数:21点

ゴールデンシューポイント:42ポイント

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リヴァプールのエースであるムハンマド・サラー。PFA年間最優秀選手賞の2連覇はならなかったものの、それでもプレミアリーグで最も優秀なウイングフォワードであることに間違いはない。

このエジプト代表FWは今季最初に苦しんだものの、継続的にチームに貢献。21ゴールを決めて8アシストを提供している。

プレミアリーグでは得点ランキングトップに立っており、セルヒオ・アグエロやサディオ・マネよりもわずかに先に進んでいる。ただ、ここに来て怪我に苦しめられることに…。

3位:ファビオ・クアッリャレッラ(サンプドリア)

ゴール数:23点

ゴールデンシューポイント:46ポイント

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ヨーロッパのゴールデンシューランキングで最も驚くべき名前は、すでに36歳になっているイタリアのストライカー、ファビオ・クアッリャレッラだ。この年齢ながら大きな成長を見せ、セリエAのトップスコアラーになっている。

サンプドリアのエースであり続けている彼は今季23ゴールを決め、クリスティアーノ・ロナウドを大きく上回る。しかも8つのアシストも記録しているのだ。

彼はもしかしたらその価値に値するだけの賞賛を得ていないのかもしれない。もし36歳が欧州の得点王になれば、大きな話題になるだろうが…上位2名が非常に強力なのが問題だ。

2位:キリアン・エムバペ(PSG)

ゴール数:30点

ゴールデンシューポイント:60ポイント

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PSGの若きスター、エムバペがトップに迫る2位。事実上、彼までが1位になれる可能性をわずかにでも備えている選手だろうと言える。マッチレースだ。

彼は今季リーグアンで30ゴールを決め、印象的なプレーを何度も見せつけてきた。ネイマールが怪我で不在となる中で、ピッチ上で攻撃を引っ張るリーダーとしても存在感を見せるようになっている。

彼の場合、今季2位に終わったとしても遅かれ早かれタイトルを手にすることになるはずだ。

1位:リオネル・メッシ(バルセロナ)

ゴール数:34点

ゴールデンシューポイント:68ポイント

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4ヶ月連続で「欧州で最もゴールを決めた選手」となったメッシ。彼自身4年連続6度目となるヨーロッパ・ゴールデンシューの獲得までは間近となっている。

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今季リーガ・エスパニョーラで34ゴールを決め、2位のキリアン・エムバペに4つの差を付けている。シーズンの残りはわずかであるだけに、ほぼ賞は手中に収めたと言っても…。

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