数年後、“母国の英雄”となりそうな次世代の至宝5名

スポーツ界なら有望な若い世代は大物選手に例えられるのが常というもの。

サッカー界のスーパースターであるメッシも“マラドーナ2世”であり“ロナウジーニョ2世”だった。今回は、現役スターの後継者に相応しいであろう5人を見ていきたい。

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クシシュトフ・ピョンテク(ミラン)

→レヴァンドフスキ2世

今季セリエAで大ブレイクしたピョンテクはレヴァンドフスキ2世との呼び声高く、最も有望な後継者である。

海外挑戦のときの移籍金が格安であったこと、またその年齢など初期のキャリアは非常に似通っている。そして何よりも一番の共通点はその得点力の高さだ。どちらも万能なストライカーで多彩な得点パターンを持っている。

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ピョンテクが既にこのレベルならレヴァンドフスキが衰えてもポーランドはストライカーには困らないだろう。

ジャンルイージ・ドンナルンマ(ミラン)

→ブッフォン2世

ブッフォン2世はドンナルンマで決まりだろう。名前も同じであり、比較されることは多い。

10代のうちにセリエAデビューし、正ゴールキーパーとしてシーズンを戦っており、イタリア代表デビューも果たしていることが共通している。どちらも日本の高校生並みの年齢から第一線で活躍している怪物だ。

ブッフォンがデビューした頃の全盛期のセリエAに比べればレベルは低下してしまったかもしれないが、ポテンシャルでは全く引けを取らないはずだ。

マクシ・ゴメス(セルタ)

→カバーニ2世

ウルグアイは小国ながら優れたフォワードを輩出することが多いことで有名である。

今季セルタでブレイクしているゴメスはカバーニのようにボックス内で強さを見せるストライカーだ。セルタは不調だが、9ゴールをマークしており注目を集めている。

ウルグアイ代表ではトレイラやベンタンクールが中心となりつつあり、これからのゴメスの成長次第では今以上の黄金世代になることが予想される。コパ・アメリカでの“ネクスト・カバーニ”の活躍に注目だ。

ホドリゴ・ゴイス(サントス)

→ネイマール2世

“ネイマール2世”と呼ばれるブラジル人アタッカーは数多いが、ホドリゴが最も相応しいはずだ。

同じサントスで育成され、10代で主力として活躍、そして右利きで左サイドを得意とすることなど共通点は多い。またバルセロナではないものの、レアルへの移籍が内定しており、初の海外挑戦でトップレベルのクラブへ加入することも同じだ。

もし今後ブラジル代表に選ばれることになればネイマール以上にセレソンを引っ張ることが求められるだろう。

キリアン・エムバペ(PSG)

→クリスティアーノ・ロナウド2世

彼はポルトガル人ではないかもしれないが、あえてロナウドの後継者として見てみたい。

自信を持ち、若くしてスターダムにのし上がったメンタリティ、またボディバランスやスピードなどフィジカルで既にトップレベルに達している点、そしてウィングでもストライカーとしてもプレーし、得点できることはロナウドに似てはいないだろうか。

メッシと並び、アンタッチャブルな存在であるロナウドだがエムバペが追い越す日は来るのだろうか。

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