柳賢振8回途中までノーヒッター ドジャース完封勝利

【ナショナルズ0-6ドジャース】@ドジャー・スタジアム

前回登板のブレーブス戦で4安打完封勝利の快投を見せたドジャースの柳賢振(リュ・ヒョンジン)が、またしても素晴らしいピッチングを披露し、チームを勝利に導いた。最初の打者10人をパーフェクトに抑える最高の立ち上がりとなった柳は、4回表一死からブライアン・ドージャーに四球を与えたものの、そこから打者12人を連続で打ち取り、8回表一死までノーヒッターを継続。前日の試合で逆転満塁打を放ったヘラルド・パーラに二塁打を許し、快挙達成はならなかったが、8回116球の熱投でブレーブス打線を1安打無得点に封じた。打線はコリー・シーガーの3号グランドスラムなどで柳を援護し、ドジャースは6対0で完勝。柳は今季5勝目(1敗)をマークした。

柳が素晴らしいピッチングを見せるなか、ドジャース打線はナショナルズ先発のスティーブン・ストラスバーグに対し、2回裏一死三塁からシーガーの犠牲フライで1点を先制。4回裏には一死二・三塁のチャンスを作り、アレックス・ベルドゥーゴのセカンドゴロの間に貴重な追加点を手にした。そして、8回裏にはナショナルズ4番手のカイル・ベアクローから死球、ヒット、四球で無死満塁の大チャンスを迎え、シーガーがライトスタンドへ飛び込む3号グランドスラム。6点リードとなった最終回は、柳からバトンを受けたケンリー・ジャンセンが三者凡退に抑え、1安打完封リレーを完成させた。

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