ドジャース・柳がまたも快投 31イニング連続無失点

【ドジャース8-3レッズ】@グレートアメリカン・ボールパーク

昨季は15先発で防御率1.97、今季も開幕からの8先発で防御率1.72と素晴らしいピッチングを続けているドジャースの柳賢振(リュ・ヒョンジン)がまたも好投し、チームを勝利に導いた。1回裏一死一・二塁のピンチをヤシエル・プイーグの併殺打で乗り切った柳は、5回まで毎回走者を出しながらも落ち着いたピッチングで後続を打ち取り、無失点を継続。6回裏と7回裏は三者凡退に抑え、7回88球無失点でリリーフ陣にバトンを託した。柳は過去2先発も9回4安打無失点と8回1安打無失点に抑えており、無失点登板はこれで3試合連続。日本時間5月2日のジャイアンツ戦の初回に失点して以降、31イニング連続無失点となった。ドジャースは9回裏に3番手のイミー・ガルシアが2本塁打を浴びたものの、8対3で勝利。柳は今季6勝目(1敗)をマークした。

快投を続ける柳を援護したいドジャース打線は、レッズ先発のタナー・ロアークに対し、2回表一死からコリー・シーガーが四球を選び、次打者アレックス・ベルドゥーゴのタイムリー二塁打で先制。3回表には一死一・三塁のチャンスを迎え、ジャスティン・ターナーの痛烈なゴロを二塁ホゼ・ペラザがファンブルする間に1点を追加した。7回表には4番手のワンディ・ペラルタからコディ・ベリンジャーが17号2ランを放ってリードを4点に広げ、8回表にはラッセル・マーティンにも2号ソロが飛び出して5点目。9回表は5番手のロバート・スティーブンソンを攻め、スティーブンソンの暴投とベルドゥーゴの2点タイムリー二塁打で3点を追加して勝利を確実なものとした。ロアークは5回2失点で今季3敗目(3勝)。レッズは9回裏にペラザが4号2ラン、代打のデレク・ディートリックが11号ソロを放つも、反撃が遅すぎた。

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