体操 男女とも好勝負期待 第71回長崎県高校総合体育大会展望

1年生エース谷山を軸に男子団体で14年ぶりの優勝を目指す大村工=長崎市、県立総合体育館

 団体は優勝校、個人は団体1位のメンバーとそれ以外の上位2人が全国切符を手にする。(6月1、2日・県立総合体育館)

 男子団体はV14が懸かる創成館と成長著しい大村工の一騎打ち。創成館は2年生の徳島、坪井、主将の原を軸に総合力で勝負する。大村工は4月の県春季選手権個人1位の谷山、6位の川嶋の有力ルーキーが加入して勢いがある。

 女子団体は聖和女学院を創成館が追う。聖和女学院は県春季選手権で優勝。1年生の真崎が得点源となり、故障を抱えたエース栗元をカバーした。創成館は内村、山崎ら1、2年生を主体にV3を狙う。純心女、島原は仲間たちと励んできた練習の成果を発揮したい。

 個人の男子は谷山に加え、創成館の主力がリード。女子は聖和女学院、創成館勢や1年生の伊東(海星)らが上位に絡みそうだ。

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