競泳 男子 田中と森山激戦か 50、100自 女子 全国レベルの小関 100、200平 第71回長崎県高校総合体育大会展望

男子50、100メートルの自由形で3連覇が懸かる田中(瓊浦)=佐世保市温水プール

 男女各16種目を実施。それぞれ上位6人中、決勝で標準記録(九州)を突破した選手が全九州大会に進み、そこで標準記録(全国)をクリアするか3位以内に入ればインターハイ出場権を得る。(6月1、2日・長崎市民総合プール)

 =男 子=

 自由形の50、100メートルは田中(瓊浦)がV3を狙う。4月の県春季選手権で両種目を制したルーキー森山(長崎南山)との接戦か。200、400メートルは井手(諫早商)が同選手権で2種目大会新Vを飾るなど急成長。1500メートルは吉村(佐世保南)と太田(佐世保北)の1年生が軸になりそう。

 100、200メートルのバタフライは好記録が期待できる西村(諫早)に川崎(長崎南山)らが挑む。背泳ぎは今道(同)、川口(諫早)らによる混戦模様。平泳ぎは野邉(長崎南山)、池田(西陵)、400メートル個人メドレーは江頭(長崎工)、永石(長崎南山)らがレースを引っ張る展開か。

 総合はリレー種目で大会新記録を狙える長崎南山が有力。瓊浦、佐世保工、諫早などが追う。

 =女 子=

 注目は平泳ぎのルーキー小関(青雲)。100、200メートルで全国レベルの実力を示したい。

 背泳ぎは100、200メートルで田中(純心女)のV3が濃厚か。白石(長崎南)、柴田(同)、内田(長崎北)、伊東(長崎商)らによる表彰台争いも楽しみだ。自由形の50メートルは岩本(諫早商)、仲田(同)、山口(長崎北)、釜田(瓊浦)、100、200メートルは原崎(九州文化学園)、藤(長崎北)らが軸。400、800メートルは原口(瓊浦)が3連覇を目指す。

 100メートルバタフライは仲田、山口、橋本(長崎南)、中川(島原)らが有力。個人メドレーの200、400メートルは杉永(長崎北)、吉村(佐世保南)らに力がある。

 長崎北、諫早商を中心にした総合V争いからも目が離せない。

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