念願だった新スタジアムを手に入れたトッテナム。UEFAチャンピオンズリーグでは史上初の決勝進出を成し遂げた。
ただ、守護神でありキャプテンでもあるウーゴ・ロリスの獲得をPSGが狙っているという情報も。
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ここでは、『sportskeeda』による「ロリスの代役になりうる3人の候補者」を見てみよう。
ジャック・バットランド
ストーク、26歳、イングランド代表、市場価値1620万ポンド(22.7億円)
昨季プレミアリーグから降格したストーク。2部落ちとなったが、バットランドの評価は落ちていない。
特に後半戦のパフォーマンスは素晴らしかった。チームは16位と低迷したが、彼はプレミアリーグへ個人昇格すべきだ。
足首を故障する前は代表でも守護神を担うはずだった。この怪我は確かに痛かったが、バットランドはいまでも技術的にも能力的にもイングランドGKとしてベストにある。
新しいクラブへ移籍し、マウリシオ・ポチェッティーノのような監督のもとで指導を受ければ、そのキャリアは復活するはずだ。
ニック・ポープ
バーンリー、27歳、イングランド代表、市場価値900万ポンド(12.6億円)
2017-2018シーズンにブレイクしたポープ。だが、肩の脱臼で長期離脱となり、今季は3試合しかプレーできなかった。
ただ、まだ27歳と若い。正GKの座をトム・ヒートンに奪われているだけに、キャリアを成長させるために移籍を考慮しうる。
そんなポープはポチェッティーノ監督が獲得すべきタイプのGKのはずだ。まだまだ成長できる余地が残っており、ロリスの代役として理想的な候補だろう。
足元のボールプレーは間違いなく改善する必要があるものの、シュートストップなどGKとしての能力は申し分ない。
アルバン・ラフォン
フィオレンティーナ、20歳、フランス、市場価値1530万ポンド(21.4億円)
U-21フランス代表GKである彼は欧州で最もホットな若手守護神のひとりだ。
弱冠16歳にしてトゥールーズでデビューすると、17歳以降は常にレギュラーとしてプレーし続けている。
彼にとって次のステージはフル代表入り、そしてタイトルを勝ち取れるようなチームに行くことだろう。その点、スパーズならうってつけのはず。
ロリスの代役リストの上位にくるべきだ。後方からつなぐこともできるし、ボックス内では支配的、そしてシュートストップに秀でている。時に判断を誤ることもあるが、イタリアでの1年目だったということを考えれば見逃すべきだ。
その評価は上がり続けており、いずれはビッグクラブへ移籍するはず。もし将来性豊かなラフォンを獲得できれば、スパーズにとって強いメッセージを発信することになる。