ダルビッシュ3被弾6失点で白星ならず チームは勝利

【レッズ6-8カブス】@リグリー・フィールド

カブスのダルビッシュ有が今季11度目の先発登板に臨んだ。2回表にタッカー・バーンハートに先制の5号2ランを浴び、味方が逆転に成功した直後の5回表にはエウヘニオ・スアレスのタイムリーとヤシエル・プイーグの9号ソロで2失点。2点リードの6回表にはニック・センゼルのタイムリーで5点目を失ったが、今季初めて7イニングを投げ抜き、8イニング目に突入した。しかし、8回表先頭のデレク・ディートリックに同点の13号ソロを被弾し、続くホゼ・イグレシアスにヒットを打たれたところで降板。8回途中まで108球を投げて被安打12、被本塁打3、奪三振5、与四球2、失点6という投球で今季3勝目はならなかった。

カブスは2点を先制された直後の2回裏にアルバート・アルモーラJr.の6号ソロで1点差とし、4回裏にはアディソン・ラッセルの2号2ランとアンソニー・リゾーの2点タイムリー二塁打で4点を奪って逆転に成功。1点差に詰め寄られた直後の5回裏にはジェイソン・ヘイワードが7号ソロを放ち、リードを2点に広げた。その後、ダルビッシュが6対6の同点に追い付かれてしまったものの、2番手のカイル・ライアンと3番手のディロン・メープルズが8回表の後続を抑え、8回裏は一死一・二塁のチャンスからデービッド・ボーティのタイムリー二塁打とカイル・シュワーバーの犠牲フライで2点を勝ち越し。最終回は4番手のタイラー・チャットウッドが走者を出しながらも無失点に抑え、2年ぶりのセーブをマークした。

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