現地時間25日にコパ・デル・レイ決勝が行われ、5連覇を目指すバルセロナとバレンシアがベニート・ビジャマリンで対戦した。
【ラ・リーガ】メッシがファッション界でも存在感を発揮！トミーヒルフィガーと共同で新ブランドを立ち上げる
ルイス・スアレスにウスマンヌ・デンベレ、さらにGKマルク＝アンドレ・テア・シュテーゲンなど攻守にケガ人を抱えるバルサ。最前線にリオネル・メッシを配置した4-5-1のシステムでバレンシア戦に臨んだ。スアレスが不在でメッシ頼みの攻撃となったバルサは、バレンシアの組織だった守備に手を焼きシュートまで持ち込めない。すると21分、ディフェンスラインの背後でボールを受けたホセ・ガヤがペナルティエリア左からグラウンダーのクロスを供給。ケビン・ガメイロが思い切りよく右足を振り抜き、バルサが先制点を献上する。
その後も両サイドバックの背後のスペースを突かれるバルサは、33分に再びピンチを招く。カルロス・ソレールがペナルティエリア内までドリブルで進入すると、右足でボールを送る。ゴール前でフリーとなっていたロドリゴが頭で合わせ、バルサが2点ビハインドで試合を折り返す。
【ラ・リーガ】柴崎途中出場のヘタフェが惜しくもCL出場権を逃す…アトレティコは引き分けでシーズンを終える
コパ・デル・レイで4年もの間王者として君臨してきたバルサ。苦しい展開を強いられるも後半に入って底力を見せる。73分に右からのCKを獲得すると、マウコムが左足でクロスを供給。クレマン・ラングレが放ったヘディングシュートのこぼれ球をメッシが押し込み、バルサが1点差まで詰め寄る。しかし、同点に追いつこうと必死の攻撃も虚しく、1ゴールに留まりタイムアップ。1-2で敗戦したバルサがタイトルを逃し、バレンシアがクラブ創設100周年をコパ優勝で祝った。
