エンゼルスが11回表5得点で延長戦制す 大谷1安打

【エンゼルス12-7アスレチックス(延長11回)】@オークランド・コロシアム

試合終盤に点を取り合う展開となった一戦は、7対7の同点で延長戦に突入し、エンゼルスが延長11回表に一挙5得点。12対7で延長戦を制し、敵地オークランド・コロシアムでの3連戦を2勝1敗の勝ち越しで終えた。先発のグリフィン・キャニングが6回3安打1失点と好投したエンゼルスは、2イニングを無失点に抑えた6番手のノエ・ラミレスが今季2勝目(0敗)をマーク。アスレチックス7番手のルー・トリビーノは延長10回表こそ無失点に抑えたものの、延長11回表は一死も取れず降板し、1回5失点(自責点4)で今季初黒星(2勝)を喫した。

8回裏にマット・オルソンの7号2ランで5対5の同点に追い付かれたエンゼルスは、9回表にルイス・レンヒフォのタイムリー二塁打とジャレッド・ウォルシュのタイムリーで勝ち越しに成功。しかし、抑えのハンセル・ロブレスが9回裏にマーク・キャナの9号ソロとジョシュ・フェグリーの犠牲フライで2点を失い、試合は延長戦に突入した。延長11回表、エンゼルスは2つの四死球で無死一・二塁のチャンスを迎え、レンヒフォの送りバントが相手のミスを誘って勝ち越しに成功。さらに捕手フェグリーの捕逸、トミー・ラステラのタイムリー、ジョナサン・ルクロイの2点タイムリーで得点を重ね、勝利を決定づけた。なお、大谷は定位置の「3番・指名打者」で先発出場。四球、三塁手のエラー、空振り三振、四球、ライトへのヒット、空振り三振、見逃し三振で5打数1安打、3三振、2四球という成績だった(打率.237)。

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