ついにこの時が来た。いくつものドラマがあったUEFAチャンピオンズリーグも残すはファイナルのみに。初の決勝進出を成し遂げたトッテナム・ホットスパーと昨シーズンのリベンジに燃えるリバプールによる決戦で、栄光を手にするのはどちらのチームか。
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トッテナム・ホットスパー
欠場者情報
4月に左足首靱帯を損傷したハリー・ケインが練習に復帰、さらにヤン・ヴェルトンゲンやダビンソン・サンチェス、ハリー・ウィンクスといった長期離脱組も先週からトレーニングに参加している。しかし打撲を負っているヴィクター・ワニャマの出場は微妙に。ベン・デイビスは鼠径部の負傷で欠場となっている。
マッチプレビュー
プレミアリーグでしのぎを削る両チームがUEFA主催の大会で対戦するのは今回で3度目。1972-73シーズンのUEFAカップ準決勝で顔を合わせており、両者それぞれ勝利を収め、2戦合計スコアでリバプールが勝ち抜いている。またトッテナムは、今シーズンのリーグ戦でどちらも1-2で敗北。通算成績でも48勝42分82敗と大きく負け越している。ちなみに、前身のヨーロピアン・カップを含めCL初の決勝進出を果たしたトッテナムは、イングランド勢において同大会8チーム目のファイナリストとなった。
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リバプール
欠場者情報
チャンピオンズリーグ準決勝バルセロナ戦で内転筋を損傷したナビ・ケイタは、トッテナム戦には間に合わず。それでも、筋肉系のケガを負っていたロベルト・フィルミーノは全体練習に復帰。脳震盪でバルサ戦2ndレグを欠場していたモハメド・サラーも無事復活を遂げている。
マッチプレビュー
2005年以来のチャンピオンズリーグ優勝を目指すリバプール。ただ昨シーズンはレアル・マドリードに決勝で1-3と敗れて準優勝、さらにユルゲン・クロップ監督はボルシア・ドルトムント時代を含め、直近6度のファイナルで勝てていない。それでも優勝候補と云われてきたリバプールは個の能力が突出しており、GKアリソンは今シーズン公式戦50試合に出場して26回クリーンシートを達成。トレント・アレクサンダー=アーノルドはリーグ戦でDF最多となる12アシストを記録している。
