交通事故でこの世を去った元スペイン代表FWホセ・アントニオ・レジェス氏。スペイン紙『ムンドデポルティーボ』調査で、レジェス氏が運転していた車は、事故時にパンクとスピード超過を起こしていたようだ。
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『ムンドデポルティーボ』が調べた事故子報告書によると、事故当時レジェス氏が乗った愛車メルセデス・ブラバスS550Vは時速237㎞で走行してたことが判明。レジェス氏が利用した高速道路の制限速度は時速120㎞となっており、コントロールを失った車はいくつかのコンクリートブロックに当たり、最後はひっくり返って炎上したようだ。加えて事故報告書ではタイヤのパンクも指摘しており、レジェス氏が通常の運転が出来る状況になかったと供述。しばらくの間車を運転していなかったため、タイヤの空気圧を確認しなかったのではないかと推測される。
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今季はリーグ2部に所属するエストレマドゥーラでプレーしていたレジェス氏。トレーニング場から自宅に戻る途中に事故に遭い、同乗していた従兄弟のジョナサン氏は死亡、もう一人の従兄弟は身体の65%にやけどを負って深刻な状態だったものの、現在は病院で安静にしている。