フィリーズ・マカッチェン 左膝前十字靭帯断裂で今季終了へ

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フィリーズは主力選手の1人を欠いた状態で、今季の残り試合を戦わねばならなくなった。フィリーズは、日本時間6月4日の試合で走塁時に左膝を痛めたアンドリュー・マカッチェンがMRI検査を受けた結果、左膝の前十字靭帯が断裂していたと同5日に発表。ナ・リーグ東部地区の首位に立つフィリーズにとって大きな痛手となることは間違いない。

昨年12月に総額5000万ドルの3年契約でフィリーズに加入したマカッチェンは、正左翼手として59試合に出場し、打率.256ながら10本塁打、出塁率.378、OPS.834と上々の成績をマーク。長打力と高出塁率を兼ね備えたリードオフマンとして、文字通り打線を牽引してきた。開幕からの60試合のうち59試合でリードオフマンを務め、ナ・リーグ最多の43四球を記録していただけに、その離脱によるダメージの大きさは計り知れない。

マカッチェンの戦線離脱に伴い、フィリーズはAAA級リーハイバレーからアダム・ヘイズリーを昇格させており、ヘイズリーは日本時間6月5日のパドレス戦でメジャーデビューを果たす予定となっている(8番・中堅で先発出場予定)。また、マカッチェンに代わるリードオフマンには正二塁手のセザー・ヘルナンデスが起用されている。

フィリーズはマリナーズとのトレードでジェイ・ブルースを獲得したばかりだが、「対右腕用の左翼手」として起用されると見られていたブルースは、マカッチェンの戦線離脱により正左翼手としての出場機会を得ることになる。また、今季ここまで打率.325と好調のスコット・キンガリーは、日本時間6月5日のパドレス戦では「7番・三塁」で起用されているが、ヘイズリーがメジャーのレベルに適応できなければキンガリーが中堅を守る機会が多くなるだろう。フィリーズは今後、ヘイズリー、キンガリー、そしてDV容疑で逮捕されて戦列を離れているオドゥベル・ヘレーラの状況を見ながら、外部からの補強(三塁手ないし外野手)を検討することになりそうだ。