Rソックス・セール3安打完封 「完全イニング」も達成

【レッドソックス8-0ロイヤルズ】@カウフマン・スタジアム

レッドソックスは、エース左腕のクリス・セールがロイヤルズ打線をわずか3安打に抑え、自身3年ぶり3度目となる完封勝利をマーク。8回裏には打者3人を9球で三者三振に抑える「完全イニング」を達成し、奪三振12&無四球と内容もほぼ完璧だった。8回裏にケルビン・グティエレス、ニッキー・ロペス、マーティン・マルドナードを三者連続3球三振に仕留めて「完全イニング」を達成したセールだが、日本時間5月9日のオリオールズ戦に続いて今季2度目の達成。同一シーズンで2度の達成は、1928年のレフティ・グローブに次いで史上2人目の快挙となった。5月末の時点で1勝7敗、防御率4.35と予想外の不振に陥っていたセールだが、直近7先発え6度の2ケタ奪三振をマークしており、完全復活と断言しても良さそうだ。

レッドソックスはセールを援護すべく、ロイヤルズ先発のジェイコブ・ジュニスに対して初回にいきなり一死一・三塁のチャンスを作り、ラファエル・デバースのピッチャーゴロの間に先制。さらにブロック・ホルトにタイムリーが出て、2点を先行した。2回表二死一・三塁のチャンスは生かせなかったものの、5回表にはデバースのタイムリー二塁打と、二死満塁からのジャッキー・ブラッドリーJr.の3点タイムリー二塁打でジュニスをノックアウト。7回表には4番手のホルヘ・ロペスからデバースの9号ソロとマイケル・チャビスのタイムリーでダメ押しの2点を奪った。3安打12奪三振で無四球完封のセールは今季2勝目(7敗)をマーク。5回途中6失点(自責点5)でノックアウトされたジュニスは今季6敗目(4勝)を喫した。

© MLB Advanced Media, LP.