カラテカ入江契約解除 吉本興業のコンプライアンス強化を甘く見ていた? 振込詐欺集団の忘年会出席

カラテカ入江公式ツイッターより

吉本興業所属の中堅芸人、カラテカ入江慎也氏が、振込詐欺グループとの忘年会を開き、解雇されたと「フライデー」が報じました。

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近年の振込詐欺集団は「準暴」と一部の警察官が略して呼ぶ「準暴力団」(半グレ)と捉えて良いでしょう。「フライデー」によれば忘年会に参加していたのは吉本興業を代表する大物芸人の一人、雨上がり決死隊の宮迫博之、ロンドンブーツ田村亮らが「出演」したとされています。

「吉本興行の芸人は現在、僕らでも分かりません。二千人?三千人? 中には悪いことをしている芸人もいるでしょうけど」(M1の上位に出場した芸人)

その中でのカラテカ入江氏は何をやっているのか分かりませんが、存在感を示していました。その存在感とは人脈です。

「入江氏の情報は非常に細かく、携帯の画面こそ見せてくれませんでしたが、国民的スポーツ界の超大物のと直でメール(かLINE)をしているとのことでした」(番組共演者)

入江氏は吉本興業のコンプライアンス強化を甘く見ていたのでしょうか。吉本興業のコンプライアンスの強行さを世に示したのが、島田紳助氏の引退でした。暴力団排除条例が施行されて日を置かずして、島田紳助氏の電撃引退会見が開かれたことは衝撃でした。島田紳助氏と六代目山口組極心連合会の相談役とされていた、元プロボクサーの渡辺二郎氏とのメールを警察はつかみ、吉本興業はこの動きを察知。結果、島田紳助氏は引退会見を開きました。

「吉本興業のコンプライアンス強化は厳しい」

そう、マスメディアの人間はこの会見で思ったはずです。いや、吉本だけではありません。この頃から芸能界全体が暴排条例に気をつけ、またヤクザ側からも目立つような行動は避けるようになりました。と、いう背景があります。

それだけ暴排条例の施行は大きな出来事でした。

島田紳助引退という「大事件」を忘れた頃にこのような不祥事が発覚。宮迫博之氏らと島田紳助氏との知名度、貢献度からすれば島田氏と同じような処分もあり得ない話ではありません。(文◎編集部)

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