『Sportskeeda』は13日、「今回のコパ・アメリカで見ておくべき若手選手6名」という記事を掲載した。
14日に開幕を迎えたコパ・アメリカ。日本代表も参加する南米最大の大会は大きな注目を集めている。
そこに参加する選手の中で、ここで見ておくべき6名のヤングスターとは誰なのか?
6位:堂安律(日本)
フローニンゲンでのプレーで感銘を与えた後、昨年9月に日本代表に招集され、それ以降歩みを進み続けている堂安律。アジアカップでも11回のチャンスを創出し、2つのゴールを決めた。
左利きの右ウイングである堂安は、カウンター攻撃の際には常に効果的だった。そのカットイン能力、そして大迫勇也や南野拓実とのリンクは日本代表を手強いものにしている。
チリとウルグアイが同居するグループにおいて、日本が決勝トーナメントに進出する可能性はかなり少ない。しかし堂安律は日本が波も立てられないままに倒れることを避ける手助けになれる。
5位:エデル・ミリタォン(ブラジル)
セレソンはティアゴ・シウヴァの衰退を心配する必要はないかもしれない。なぜならこのエデル・ミリタォンがその後釜になれる可能性を見せているからだ。
昨季90分あたり2.2回のインターセプトを記録した彼は、セルヒオ・ラモスやラファエル・ヴァランよりもいい数字を持っている。常に積極的で、知的である。
まだ21歳であるということを忘れがちであるが、彼のプレーには単なる身体能力だけではない要素がたくさんある。チャンスがあれば前に侵攻し、ブラジルのDFに期待される攻撃力も見せられるのだ。
4位:アルマエズ・アリ(カタール)
スーダンで生まれたアルマエズ・アリは、今年初めに行われたアジアカップでカタール代表を優勝に導いた若きエースストライカーだ。7試合の出場で9ゴールを決めた。
そのスピードとパワー、フィニッシュの精度。それがディフェンスにとって難しい相手にしている。それに加えてパスを前に運ぶ能力もある。この22歳はアジアカップのMVPも獲得した。
カタールはグループステージを突破する可能性をほとんど持たない。しかし彼が主導権を握れば、勝点獲得は可能だろう。
3位:ジョバニ・ロ・セルソ(アルゼンチン)
PSGから今季はレアル・ベティスに貸し出され、完全移籍したロ・セルソ。今季の公式戦すべてにおいて16ゴールを決め、6アシストを記録した。この23歳は今苦しんでいるアルゼンチンのなかで最も安定した選手だ。
リオネル・メッシと彼のコンビネーションは意外なほど素晴らしい。まるで長年ともにプレーしているかのようにシンパシーがある。
この輝くような相乗効果はおそらくアルゼンチン代表唯一の好材料だ。コパ・アメリカで彼らが上位に進むためには、彼らの活躍が欠かせないだろう。
2位:ロドリゴ・ベンタンクール(ウルグアイ)
ユヴェントスでプレーしている彼は、昨年夏のワールドカップで輝きを見せた。ピッチの中央で素晴らしいビジョンとボールコントロールを見せる。年齢を偽っているかのような冷静さもある。
彼はそのプレーを今季ユヴェントスでの戦いに持ち込み、イタリアでも力を発揮した。このコパ・アメリカではさらなるブレイクが求められるだろう。
マティアス・ベシノとの相性は素晴らしく、ウルグアイの新しい武器になった。ゲームを的確に読んでパスを供給し、そして4バックをしっかりとサポートしていく。
1位:ダヴィド・ネレス(ブラジル)
ネイマールが怪我によってコパ・アメリカに出場できなくなった。セレソンの攻撃を誰が引っ張っていくのか?ガブリエウ・ジェズスやリシャルリソンだけでなく、このアヤックスのスターも注目すべきだ。
この22歳のアタッカーは、リーグ戦に20回しかスタメン出場できなかったにもかかわらず8ゴールを決め、11アシストを記録した。
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広いパスレンジは強いポゼッション能力の礎となり、その技術は目を引くドリブルを可能にし、その精密さは彼を優れたフィニッシャーにしている。