Artprice:Thierry Ehrmannは、フランスの文化政策がフランスにとって最善ではないとみなします

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Artprice:Thierry Ehrmannは、フランスの文化政策がフランスにとって最善ではないとみなします

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パリ、2019年6月21日/PRニュースワイヤー/ --

フランスの雑誌レクスプレスのトップ記事に、「フランス国家の文化支出がパリ圏において一人当たり139ユーロである一方で、その他の地域では15ユーロにとどまっている」という見出しが見られました。

フランス国家は、パリの文化政策を首都に集中させ続けることによって、より力を有した関与者の参入を許すリスクを冒すことになります。このような現状によって、フランス人アーティスト、ギャラリスト、オークションハウスは、フランス国内外において、アングロサクソン系の強力な競合者の陰から逃れることがますます難しくなっていると考えています。

この記事に対し、Artpriceの創立者兼CEOのThierry Ehrmannは、「このニュースに驚く者はないでしょう。パリは、文化面における優遇政策を享受しています。一方で、不均衡があまりにも明確で大きくなりすぎています。フランスの首都は、アーティストにとっても、そしてアート市場にとってももはや黄金郷ではありません。

1964年にサザビーズが、当時のアメリカのオークショナー最大手でニューヨークを拠点とするパーク・バーネットを買収しました。同企業はもともとフランスのオークションハウスに提示されましたが、フランスサイドはこれを退けました。すでに私が9人の文化省大臣に向けて定義してきたように、フランスはいまだにこの『パーク・バーネットシンドローム』から逃れることができません。これを口にするたびに相手の動揺が感じられました。」

パーク・バーネット ギャラリー販売カタログ、Artprice アーカイブ

[https://imgpublic.artprice.com/img/wp/sites/11/2019/06/parke-bernet.png]

グローバルアート市場の4%

1960年以降、状況は非常に大きく変化しています。パリは、いまも変わらずフランスにおけるオークション販売の砦となっています。このパリで、フランス全土の売上の90%が実現されています。50年前のフランスは、グローバル市場の中枢となっていました。しかし2018年時点のフランスにおける売上高は、グローバル一流アートオークション全体のわずか4%にしか達しません。

しかし縮小されながらも、市場はフランスにとどまろうと奮闘しています。アングロサクソン系のオークションハウスの存在が支配的となっているフランスで、サザビーズとクリスティーズの二社が、2018年度一流アートオークションのフランス売上高の51%を占めています(3億5350万ドル)。しかしこの数値は、同二社のグローバル一流アート事業においては微々たるものにすぎません。両社混合でグローバル販売高の4%に満たないことから、パリのオークションハウスは、クリスティーズとサザビーズにとってほぼ二次的な存在となっています。ニューヨーク市場はパリの15倍、ロンドンは6倍の売上高を記録しています。香港でさえもパリのほぼ3倍の販売額を記録しています。

販売高において世界第3位のオークションハウス フィリップスは、パリでのセールスを取りやめる決定を行っています。

ブレクジットならぬフレキシット

フランスはアート市場で活躍するアメリカとイギリスのアーティストを招きいれる一方で、フランスを離れることを欲する自国のアーティストを引き留めることに苦戦しています。6月7日付けのニューヨークタイムズは、2019年度ヴェネチア ビエンナーレにおけるフランスパビリオンの特異性を報じて読者の興味を引きました。記事は、「ローラ・プロヴォストはフランスを代表するアーティストでありながら、自らを強くフランス人だとは意識していない」というタイトルでした。実際に、フランスに生まれた現在41歳のこのアーティストは、ベルギーのアントワープを拠点としています。2013年には、イギリスのもっとも栄えある賞ターナー賞を受賞しています。

フランスの経済誌レ・ゼコーのインタビューに応え、ギャラリーオーナーのダニエル・タンポランは、「アートフェアFIACには16の非常に大きなスタンドが設置されていますが、フランスのギャラリーはこのうちのわずか1スタンドを占めるにとどまりました。この現代アートフェアにとって、フランスの展示者は二義的な存在であるかのように見え、同様にフランス人アーティストも二義的な扱いを受けているように見受けられました(…)」と語っています。新星アーティストが価格序列における上昇を望むのであれば、フランス国外のドイツやベルギー、ロサンゼルス、ニューヨークといった地に拠点を移さねばなりません。

パリでギャラリーを営むダニエル・タンポランは、正当にフランスの美術館を非難し、次のように述べてます。「フランスの美術館責任者たちは、外国人アーティストの作品を展示する方が好ましく、フランス人アーティストでは同等のビジター数が獲得できないと考えています。[...]フランス人アーティストを国外へ逃してしまう前に、少なくともフランス国内における市場を彼らに提供するべきでしょう[...]」。

結論として、「公共機関による支援が得られなければ、フランス国内に有力なギャラリーが存続することは不可能です」。

さまざまな文化政策に向けて

しかしながらパリには、フランスだけではなく世界中でもっとも優れた文化機関があります。パリは、プリミティブアートから、古代、中世を経て現代アートにいたるまで、あらゆる時代をカバーしています。

このシステムの表看板であるルーヴル美術館は、世界でもっとも多くの訪問客を集める美術館となっています。レクスプレス誌が言及しているように、ルーヴルは巨額の資金調達を受けています。「1980年代にフランソワ・ミッテランがルーヴルをリニューアルすることを決定し、拡張、改修、かのピラミッドの建設を含めた数々の工事が着手されました。フランス国家があらゆる必要資金を調達し、このことは自明の理だと見なされました。しかしながら、2012年にランスに同美術館の別館が設けられた際に(…)、国家による資金調達はわずか1%に設定されました」。

さらに地理的な観点に立ってみると、フランスの文化政策は、まるでラボラトリーのような様相を呈しています。すなわち、若手のキュレーターや美術館長が腕試しに送られる試験場として地方が用いられています。たとえば、今年のリヨン ビエンナーレの組織はパレ・ド・トーキョーの若手キュレーターチームに任され、同館館長の任務がこの時期に終了したジャン・ド・ロワジーは、パリのエコール・デ・ボザール美術学校の管理経営と、自身のフランスカルチャー局のラジオ番組「アート イズ マター」に専心し、ビエンナーレには関与していません。

Artpriceは、先にグーグルレビューに基づいたフランスの現代美術館のランキングを発表しましたが、この結果においても地方の美術館に対する在パリ美術館の圧倒的な成功が明らかになっています。

https://www.prnewswire.com/news-releases/artprice-presents-a-ranking-of-contemporary-art-museums-in-france-based-on-google-opinions---methodology-and-facts-which-have-been-legally-verified-300867332.html

著作権 (c)2019 thierry Ehrmann – www.artprice.com

Artprice について:
Artprice は、Euronext Paris、SRD long only および Euroclear によって、Eurolistに記載されています。7478 - ブルームバーグ:PRC - ロイター:ARTF

Thierry Ehrmann により設立 (Who's who公認の経歴を見る ) (c) https://imgpublic.artprice.com/img/wp/sites/11/2019/03/2019-bio-whoswho-thierry-ehrmann.pdf)

動画で Artprice を見る https://www.artprice.com/video

Artprice は、美術品の価格および索引データバンクにおけるグローバルリーダーです。3000万件以上のアートインデックスと、70万人以上のアーティストをカバーした競売データを有します。Artprice Images(R) は、世界最大のアート市場リソースへの無制限アクセスを提供しています。ライブラリーは、西暦1700年から今日までの1億2600万点に上る芸術作品の画像ならびに出版物を所蔵し、それぞれにArtpriceの美術史家によるコメントが付記されています。

Artprice は、6300にのぼる競売業者からの情報で自社データバンクをたえずアップデートし、世界の主な通信社や7200近くの国際プレス出版社に向け、アート市場のトレンドを発信しています。
Artpriceは、450万人のメンバーに向けて美術品の売買における世界的リーダー市場へのアクセス権を提供します。Artpriceでは、アート市場に向けたブロックチェーンを準備しています。これは去る2019年3月に出版され、BPI(フランスの国立科学ラベル)の認定を受けたArtpriceによる2018年度国際アート市場の年次報告です: https://www.artprice.com/artprice-reports/the-art-market-in-2018

Artpriceは、アート市場における中国のリーダーArtronグループをパートナーとし、緊密な提携関係を構築しています。

Artronグループについて
2009年から提携を結ぶArtronとArtpriceが、2018年に歴史的な意義を持つことになる「アートのための新シルクロード」協定を創出しました。このイニシアティブは、中国が2013年に始動させ、ヨーロッパでは「新シルクロード」として知られた「一帯一路(BRIもしくはOBOR)」の指針に即しています。

Artron Art Group (Artron)は、1993年にWan jieによって創立された包括的な文化産業グループで、美術的価値の継承、称揚ならびに普及に取り組んでいます。豊かなアートデータをベースとするArtron社は、アート業界ならびにアートファンに向けて、ITアプリケーション、最新のデジタル技術、イノベート技術や機器を駆使し、プロの鑑識によるサービスとクオリティ製品体験を提供しています。

すでに6万冊を超える書籍やオークションカタログを実現したArtronは、世界最大の美術書出版社であり、その年間出版量は3億万冊に上ります。アート部門に300万人を超える専門業者メンバーを擁し、世界的なリーダーとなったウェブサイトには、1日当たり平均1500万人のビジターを集めています。

Artonのウェブサイト:www.Artron.net

Artpriceの現代アート市場に関する2018年度年次報告 - 無料アクセス:
https://www.artprice.com/artprice-reports/the-contemporary-art-market-report-2018

Artprice のプレスリリース:
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現代美術館で有名なhttp://web.artprice.com/videoカオス邸に本部を置くArtpriceの世界とアルケミーをご覧下さいhttps://issuu.com/demeureduchaos/docs/demeureduchaos-abodeofchaos-opus-ix-1999-2013
https://vimeo.com/124643720

カオス邸 現代美術館
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コンタクト:
thierry Ehrmann
ir@artprice.com

(日本語リリース:クライアント提供)