スプリンガー戦列復帰のアストロズ 今季50勝に到達

【パイレーツ1-5アストロズ】@ミニッツメイド・パーク

左ハムストリング痛により約1ヶ月にわたって戦列を離れていたアストロズのリードオフマン、ジョージ・スプリンガーが復帰。正二塁手ホゼ・アルトゥーベに続いて主力選手が戦列復帰を果たし、「完全体」に近付きつつあるアストロズは、2本塁打で主導権を握り、5対1でパイレーツを破って今季50勝に到達した。古巣・パイレーツを相手に先発登板したゲリット・コールは、三振を3つしか奪えなかったものの、6回7安打1失点の好投を見せ、今季7勝目(5敗)をマーク。パイレーツ先発のトレバー・ウィリアムスは2本塁打を浴び、7回途中8安打4失点で今季2敗目(2勝)を喫した。

両軍無得点で迎えた4回裏、アストロズは先頭のアレックス・ブレグマンが二塁打を放ってチャンスを作り、二死後にユリ・グリエルの7号2ランで先制。6回表にメルキー・カブレラのタイムリーで1点を返されたが、6回裏にブレグマンが22号ソロを放ち、再び2点リードとした。7回裏には一死三塁からロビンソン・チリーノスが犠牲フライを放って3点目。8回裏にも一死三塁のチャンスを迎え、売り出し中の新人スラッガー、ヨルダン・アルバレスのタイムリー二塁打でダメ押しの5点目を手に入れた。アルトゥーベとスプリンガーが復帰し、アルバレスも期待以上の活躍を見せているアストロズ。肋骨骨折で離脱中の正遊撃手カルロス・コレアが復帰すれば、いよいよ強力打線は「完全体」となる。

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