韓国中学生とバスケ交流へ 佐世保市長に中学生抱負

バスケットボールを通じた国際交流へ意気込む体育協会や祇園中の関係者ら=佐世保市役所

 長崎県佐世保市の姉妹都市、韓国・坡州(パジュ)市で28日から3日間の日程で国際交流をする市体育協会や市立祇園中男子バスケットボール部員らは26日、市役所で朝長則男市長に意気込みを語った。
 競技人口の拡大につなげようと、協会と坡州市体育会は2016年度、スポーツによる国際交流事業を始めた。昨年は韓国の中学生が6月に祇園中を訪れ、バスケットボールの練習や試合で親交を深めた。
 今年は協会の吉田秀雄専務理事(62)を団長に、祇園中バスケットボール部の3年生9人ら計15人が韓国を訪れる。地元中学生と試合や練習をしたり、市長を表敬訪問したりする。
 朝長市長は「同じ汗を流し、たたえ合い、いい交流ができる」と激励。大口優主将(14)は「交流を通じ、韓国や佐世保の良さを知りたい」、廣川良麻副主将(14)が「韓国の歴史や文化に触れたい」と抱負を述べた。

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