アーセナルよ注目せよ!「現実的に獲得できるセンターバック」5名

『FourFourTwo』は25日、「アーセナルが現実的に獲得できる新たなセンターバック5名」という記事を掲載した。

今季ウナイ・エメリ監督を迎えて新たな体制の下シーズンをスタートさせたアーセナルであったが、最終的には5位という結果に終わった。問題はレスター、ニューカッスルよりも多い51失点を喫した守備陣であると言われる。

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しかし今夏のマーケットで使える予算はかなり少ないと考えられており、ビッグネームを獲得できるような力はないとも。

では、現実的に獲得できる選手たちの中でアーセナルのディフェンスを向上させられる5名とは誰なのか?

プレスネル・キンペンベ(PSG)

ウナイ・エメリはパリ・サンジェルマンを指揮していた時にキンペンベのブレイクを手助けし、2016-17シーズンには28試合に起用した。彼の資質についてもよく知っているはずだ。

PSGはこの23歳のパフォーマンスを100%信頼しているというわけではないと言われており、放出の可能性も示唆されている。

そして、環境の変化はこの才能豊かなフランス代表DFに再ブレイクの機会を与えるだろうし、アーセナルの最終ラインは彼の加入によって大きなレベルアップを得られるはずだ。

アルマンド・イッツォ(トリノ)

トリノは僅かなところでヨーロッパリーグへの出場権を獲得できず、大きな成功を収めたシーズンとは言えない結果になってしまった。

しかしその内容を見てみると、守備の文化が色濃く残るイタリア・セリエAにおいて、4番目に少ない失点数でシーズンを終えている。それに大きく貢献しているのがイッツォのパフォーマンスだ。

よく試合を読むことができるし、ポジショニングもいい。そして現在決して高騰しすぎていない。伝統的な守備ができることは、今アーセナルに欠けているものの一つだ。

マリオ・エルモソ(エスパニョール)

アトレティコ・マドリーが彼の獲得に近づいていたとのことだが、契約解除条項に設定されている価格3600万ポンド(およそ52.39億円)という事実に二の足を踏んでいるそうだ。

それは他のクラブにとっては好材料でもあり、アーセナルはもちろん彼の獲得に動くことを検討すべきである。

アーセナルにとっては決して高額すぎない選手であるし、24歳と若い。ムスタフィやナチョ・モンレアルがもし残るなら、スペイン語でのコミュニケーションも問題ないはずだ。

ウィリアン・サリバ(サンテティエンヌ)

アーセン・ヴェンゲル監督時代、アーセナルは若い選手を獲得してトップレベルのスーパースターに変えるというシステムを使っていた。

そしてこのサリバはまだ18歳で、昨季すでにリーグアンで活躍。アーセナルともリンクしていると言われる最新の「フランス産スター候補生」である。

もちろん彼の場合はアーセナルの守備を即座に改善してくれる選手として迎え入れるべきではない。とはいえ非常に良い投資になることは間違いないし、今の最終ラインに欠けているスピード、テクニック、冷静さを数年後に加えてくれる存在になるだろう。

ギャリー・ケイヒル(フリー)

チェルシーとの契約が満了を迎えており、今夏のマーケットではフリーエージェントとして新しいクラブを探すことになるケイヒル。今季はわずか22分しか出場しなかった。

しかし彼はまだ33歳であり、数年間はちゃんとプレーできる。リーダーシップがあり、タイトル獲得も経験している。

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価格が安いことももちろん重要だが、ペトル・チェフが引退することでアーセナルのリーダーシップを誰が取るのかという問題も出てくるわけで、ケイヒルが重鎮として控えることはピッチ内外で好影響をもたらす可能性がある。

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