現地時間2日に2019FIFAフランス女子ワールドカップが開催。前回王者アメリカがサッカーの母国イングランドと激突した。
【ワールドカップ女子】ラピノーが圧巻の得点力を発揮！アメリカが開催国フランスを撃破しベスト4進出！
安定した決定力と勝負強さでベスト4まで勝ち上がってきたアメリカとイングランド。注目の一戦は早い時間帯から点の獲り合いとなる。10分に右サイドから送られたクロスをクリステン・プレスが頭で合わせてアメリカが先制点を奪取。しかし9分後には、イングランドのエースであるエレン・ホワイトが右足でシュートを放ち、すぐにスコアをタイに戻す。追い付かれたアメリカ31分、アレクサンドラ・モーガンがヘディング弾を決めて勝ち越しに成功。アメリカが1点のリードを得て試合を折り返す。
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後半に入ると、追いかける立場のイングランドが猛反撃に出る。67分に洗練されたパスワークでアメリカのディフェンスラインを切り裂きネットを揺らすも、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)の結果オフサイドの判定に。尚も攻め続けるイングランドは、終盤にペナルティエリア内でホワイトが倒されてPKを獲得。千載一遇のチャンスに、キッカーを担当した主将ステファニー・ホートンがゴール左を狙うものの、アメリカGKアリッサ・ネアーのビッグセーブで得点ならず。2-1と死闘を制したアメリカが、3大会連続の決勝進出を果たした。
