バイエルン・ミュンヘンはチェルシーから期待の若手選手を獲得したと発表。しかし、予てから狙っていたイングランド代表FWカラム・ハドソン=オドイとは別の選手のようだ。
【ブンデスリーガ】オドイに猛アタック続けるバイエルン…ついに4度目のオファーを拒否される
ブンデスリーガ挑戦が決まったのは、ドイツとイギリスの両方の国籍を持つ2003年生まれの16歳ジャマル・ムシエラだ。攻撃的MFのムシエラはU-16イングランド代表で9試合に出場し3ゴール2アシストを記録。チェルシーではU-18のゲームでピッチに立つなど将来有望な選手として注目されていた。ウィンガーを探しているバイエルンは、19歳オドイをチームに迎えようとチェルシーに4度のオファーを提示するも、悉く失敗。それでも、同時進行でムシエラ獲得に動いていたいたようで、取引は無事成功したようだ。
未成年の選手獲得で規約違反を犯し、今後2回の移籍市場で捕球禁止処分が下されていたチェルシーは、数年後にトップチーム昇格が期待されていた若手選手を放出することに。10代のイングランド代表選手がドイツに旅立つのは、ジェイドン・サンチョやリース・ネルソンに次いで3人目となった。