昨季はかなり苦しいシーズンとなったものの、最終的にはブンデスリーガ連覇を果たすことに成功したバイエルン。
解任の噂がつきまとったニコ・コヴァチ監督も継続されることとなり、今季はより指揮官の意図が強く影響するマーケットになるはずだ。
すでにシーズン中にリュカ・エルナンデスとバンジャマン・パヴァール、ヤン=フィーテ・アルプを獲得しているが、アリエン・ロッベンやフランク・リベリが退団したため前線の補強はあると言われる。今噂される5名の選手とは。
マリオ・マンジュキッチ(ユヴェントス)
『Bild』が伝えたところによれば、バイエルン・ミュンヘンはかつて所属していたクロアチア代表FWマリオ・マンジュキッチを復帰させたいと考えているという。レヴァンドフスキのサブとしてだ。
しかし、2021年までユヴェントスと契約しているマンジュキッチはそこまで退団を熱望してはおらず、むしろ競合しているボルシア・ドルトムントを好んでいるとも?
ティモ・ヴェルナー(RBライプツィヒ)
RBライプツィヒでドイツ屈指のストライカーに成長したヴェルナー。まだ23歳という若さであり、多くのクラブが狙っている。『Bild』によればバイエルンは長く彼にアプローチしているチームの一つだそう。
ただ、彼は来季でRBライプツィヒとの契約が満了になるという点もあり、今夏のバイエルンは他の選手にターゲットを移しているとも。
ルロイ・サネ(マンチェスター・シティ)
ロッベンとリベリが離れたバイエルンは、ウイングが足りない状況にある。そこで狙っているビッグネームがマンチェスター・シティのルロイ・サネだという。
価格は少なくとも7000万ポンド(およそ101.9億円)以上になると『Evening Standard』が報告しているが、それでもバイエルンは獲得を諦めていないとのこと。ルンメニゲ会長もサネへの関心は認めており、休暇が終わった後に決断を待つと話している。
ウスマヌ・デンベレ(バルセロナ)
サネが最優先だとすれば、第2希望はデンベレだ。『Inside』によれば、この二人のウイングには同時に接触しており、バイエルンは彼らから良好な返事が帰ってくることを待ち望んでいるそう。
なぜかと言えば、この2名を同時獲得するような予算はないためだ。デンベレはバルセロナを離れるつもりはないと伝えられているが、グリーズマンが加入するようならばどうか。
カラム・ハドソン=オドイ(チェルシー)
ウイングの後釜を探しているバイエルン。1月に接触したのがチェルシーの輝かしいヤングスター、カラム・ハドソン=オドイである。『The SUN』によればその交渉はまだ続いているそうだ。
その際の入札は全て拒否されてしまったものの、ハドソン=オドイの契約は残り1年となっており、状況は不透明なままだ。現在アキレス腱の怪我で離脱していることから即戦力にはならないが、バイエルンにとってはそれもあまり問題にならない。