フェネルバフチェはここ数週間でアーセナルの元ドイツ代表MFメスト・エジル獲得に動いていたものの、金銭的な理由から獲得を断念する方針のようだ。
【プレミアリーグ】“エジル・マジック”はもう解けた⁉︎アーセナルが今夏に売却を検討
2018年2月にアーセナルと契約延長を交わした30歳エジルは、現在クラブ史上最高額となる週給35万ポンド（約4700万円）を受領。ただエジルとの契約がアーセナルの財政に影響を及ぼし、補強費捻出のため今夏の移籍市場で売却するのではないかと囁かれている。そんな中、昨シーズンのシュペル・リグで6位に終わったフェネルバフチェが食指に動き、先月から獲得に向けアプローチを開始。しかしながら、完全移籍かレンタルのいずれの場合でもエジルの年棒を支払えるだけの経済力はないと判断し、10日にオフィシャルサイトで“白旗宣言”をした。
【シュペル・リグ】暴行事件で逮捕されたA・トゥラン 最長で12年半の禁固刑に
「ここ数週間で報道されているエジルについて、情報を明確にする必要がある。彼のキャリアやスタンスはトルコの成功に大きな貢献をもたらすと確信しており、フェネルバフチェ のアイデンティティに関わる重要な存在だ。しかし、私たちはエジルとの交渉にイニシアチブを持っていない。現在の経済状況下ではエジルを獲得することは不可能だ」。
