ロイヤルズ・ケラーが快投 ブレーブス2連戦スイープ

【ロイヤルズ2-0ブレーブス】@サントラスト・パーク

アトランタから45マイルほどしか離れていないジョージア州フラワリーブランチで生まれ、ブレーブスのファンとして育ったロイヤルズのブラッド・ケラーが、敵地サントラスト・パークでのブレーブス戦に先発。ナ・リーグ東部地区の首位を走る強豪を相手に7回4安打無失点の快投を見せ、今季7勝目(9敗)をマークした。ロイヤルズは、2回表にエラー絡みで2点を先制し、ケラーからジェイク・ディークマン、イアン・ケネディと繋ぐリレーでリードを守り、2対0で完封勝利。ケネディは今季19セーブ目をマークした。ブレーブスは走者を一度も得点圏に進められず、ほとんど無抵抗のまま完封負け。ブレーブス先発のフリオ・テーランは、6回4安打2失点(自責点0)と好投するも、今季7敗目(5勝)を喫した。

2回表のロイヤルズは、先頭のホルヘ・ソレアーが四球を選んで出塁し、一死後にババ・スターリングが二塁打を放って二・三塁のチャンス。ここでニッキー・ロペスがサードゴロに倒れ、二死一・二塁となったものの、続くメイブリス・ビローリアの打球が一塁フレディ・フリーマンのタイムリーエラーを誘発し、1点を先制した。さらに、二死一・三塁からケラーがセンターへのタイムリーを放って2点目。自身のタイムリーで貴重な2点目を叩き出したケラーは、7回88球を投げて被安打4、奪三振3、与四球1、無失点という安定感抜群のピッチングでチームを勝利に導いた。勝率リーグ12位のロイヤルズだが、ナ・リーグ東部地区の首位を走るブレーブスとの2連戦をスイープ。後半戦は9勝3敗と好調を維持している。

© MLB Advanced Media, LP.