リヴァプール、「標識看板」をデザインの2019-20サードユニフォームを発表!

英プレミアリーグのリヴァプールとキットサプライヤーのNew Balanceは20日、2019-20シーズンに向けたサードユニフォームを発表した。

今回は15-16シーズン以来となるダークカラーを採用。前面には細かな模様のグラフィックをあしらっているが、これはリヴァプールの街の“ストリートサイン”へのオマージュだという。

Liverpool 2019-20 New Balance Third

サードキットとしては久しぶりのダークカラー。今回採用となったブラックだが、クラブとメーカーの説明によれば正式な色名称は“Phantom Black(ファントムブラック)”とのこと。細かな模様のグラフィックとグリーンの差し色が印象的だが、これについては次ページに詳細を記す。

“ヒルズボロの悲劇”の犠牲者を悼み、各ユニフォーム共通で背面の首元にはエターナルフレームと「96(“ヒルズボロの悲劇”の犠牲者数)」を配する。

パンツはブラックを基調にグリーンの差し色。ソックスはグリーンとブラックのカラーコンビネーションで、前面には“L.F.C.”の文字が入る。

このサードキットの特徴は、グラフィックと色鮮やかなグリーンの差し色。これはどちらもリヴァプールの街と大きく関係している。

まずグリーンだが、これは街を象徴する建物「ロイヤル リバービル」の屋根に飾られている、2体のライヴァーバードの銅像からヒントを得ている。

そして細かな模様は、街の至る所に存在するストリートサイン(標識看板)へのオマージュとして、形状・デザインをグラフィック化したものだ。

このNEWサードキットは、21日に行われたスペイン1部セビージャとのプレシーズンマッチでデビューを飾ったが、残念ながら試合は1-2で敗れている。

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