青く輝く美しきファイター

 フィードマン宮古支部の花城周作さんは、自他共に認める大物釣り師。7月になってガーラのシーズンを迎えたが、仕事の都合で中々釣りに行けなかった。仕事が一段落して、久しぶりに釣りに行けることになった7月21日、地元の釣り仲間とマル秘ポイントで久しぶりの大物狙い。

 午前9時半から釣りを開始し、島ダコを餌に仕掛けを投げ込んでアタリを待った。同行の仲間と雑談していると、10時半に8号竿(さお)がいきなり海面に突き刺さった。急いで竿を取りファイト開始。ロウニンアジに比べ、魚の引きには少々物足りなさは感じながらも、久々の魚の引きで竿のパワーと美しい曲線を楽しみながら2分ほどで足元に寄せたのは、青く輝く美しきファイターと呼ばれるカスミアジだった。しかも6.9キロとまあまあのサイズ。その後も2キロ前後のムネアカクチビや、20キロぐらいのサメを釣って、久々の釣りを楽しんだ。

 8月23日~25日までの3日間、沖縄本島、宮古島、石垣島の3会場を舞台に「第13回沖縄バトルカッブタマン釣り大会」が開催される。参加料1人100円、問い合わせは公益財団法人日本釣振興会沖縄県支部各釣り具店へ。

 (おきなわ釣王国社・仲栄真修)

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