夏タイヤはデザイン重視!? タイヤホイール購買行動調査結果

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※画像はイメージです

タイヤホイール購買行動調査の結果を発表

GfKジャパンは、全国のドライバー約1万8600名に対しタイヤホイールに対する意識や購買行動に関するインターネット調査を実施し、その結果について発表した。

5年以内にタイヤホイールを購入した割合は35%

タイヤホイールの購入経験についての質問に対して、過去に購入経験があると回答した割合は62%、5年以内に購入したと回答した割合は35%となった。

GfKジャパン調べ:タイヤホイールの購買行動調査 グラフ
GfKジャパン調べ:タイヤホイールの購買行動調査 グラフ

ホイールの購入きっかけはタイヤとセットが最多

5年以内のホイール購入経験者が購入のきっかけとして最も多く挙げたのは「新しく冬タイヤを購入したから」(43%)、次いで「自動車購入と合わせて」(20%)、「新しく夏タイヤ(オールシーズンタイヤ含む)を購入したから」(17%)であった。そのため、費用面を重視するドライバーが多く、実際にホイールを購入した際に重視した点を聞いたところ、55%が「価格」と回答し、最多となった。

夏タイヤ購入者はデザイン重視、冬タイヤ購入者は価格重視

なお、タイヤや自動車との同時購入以外にの購入きっかけをみると、「自動車の見た目を変えたかったから」と回答する割合が12%と多く、デザイン性の向上を求めてホイール交換を行っているドライバーも少なくないとみられる。この傾向は特に夏タイヤ用ホイールを購入したドライバーに顕著にみられ、購入した際の重視点として「価格」(46%)と並んで、「デザイン」 (43%)、「車に似合うこと」(38%)が多く挙げられた。

一方、冬タイヤ用ホイール購入者は、「価格」を重視した割合が66%と、夏タイヤ用ホイール購入者の割合を大きく上回った。冬タイヤ用ホイールは冬タイヤへの履き替えが必要となった際にセット購入されるケースも多いことから、デザインよりも価格が重視される傾向が強いと考えられる。

相対的に、夏タイヤ用ホイール購入者の方がデザインへのこだわりを持っていると捉えることができる。

購入時にホイールのインチアップをする方の割合

購入時にホイールのサイズを上げるインチアップを行ったかを聞いたところ、5年以内のホイール購入経験者のうち20%がインチアップを行ったと回答した。インチアップは、タイヤの外径を変えずにホイールを大きくすることでタイヤ幅をよりスリムに見せることができる。夏タイヤ用ホイール購入者に絞ると、インチアップを行ったと回答したドライバーは33%に達した。

購入場所は店頭の割合が多い結果に

5年以内のホイール購入経験者に対して購入経路を聞いたところ、店頭購入75%とインターネット購入25%の割合となった。

「夏タイヤ用のホイールにこだわりがある」と回答したドライバーにおいては、店頭69%、インターネット31%と、インターネットの割合がやや高かった。参考情報源として、「ホイールメーカーのホームページ」や「ホイールメーカーのカタログ・パンフレット」の比率が全体より高く、「店員の勧め」が低かったことから、夏タイヤ用ホイールにこだわりを持つドライバーは、自発的にホイールに関する情報を収集し、購入に至る傾向があるとみられる。

一方、「夏・冬タイヤのホイールにこだわりはない」と回答したドライバーの購買経路は店頭83%、インターネット17%と、店頭の割合が高く、購入場所別にその店舗で購入した理由を聞いたところ、「そのお店で車を買ったから」が56%と最も多かった。

カー用品店とインターネットはいずれも、最も多く挙がった回答が「タイヤ・ホイールセットの価格が安かったから」で、それぞれ37%、44%であった。ただし、2位以下の回答では大きな違いがみられた。カー用品店では「いつも使っているお店だから」「自宅から近かったから」という回答が続いたが、インターネットでは「送料が無料だったから」と、価格面が重視されていることが明らかになった。

調査概要

■調査期間:2018年7月30日~同年8月12日(計14日間)

■調査方法:インターネット調査

■調査対象:自動車保有者 1万8570名(ノンウェイト集計)

■回答者属性:性、年代、居住都道府県

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