アーセナルよ、「コシェルニの後釜候補」ならこの5人だ

今夏アーセナルのアメリカツアーに帯同することを拒否し、大きな騒動を巻き起こしたDFローラン・コシェルニ。

クラブとの契約は1年残っているものの、コシェルニはフランスリーグに移籍したいと考えており、それを解除してほしいと訴えている。

ウナイ・エメリ監督にとって、この33歳のセンターバックを戦力として計算してはいけない状況。ただでさえ盤石ではない最終ラインがさらに薄くなる。

もしその後釜を獲得するとしたら?『FourFourTwo』はアーセナルが見るべき5名のセンターバックを特集した。

ルーベン・ディアス(ベンフィカ)

この22歳のセンターバックは今夏ベンフィカを離れるという噂があった。マンチェスター・ユナイテッド、ウォルヴァーハンプトン、アトレティコ・マドリーらが関心を持っていると言われる。

2017-18シーズンの序盤にデビューして以来、彼はずっと一貫してポジションを守り続けている。ポルトガル代表でも昨年出場し、高い能力を発揮した。高さがあり、それでいてボール扱いもうまい。

彼には5700万ポンド(およそ83億円)の契約解除条項がある。もしアーセナルが投資できるのであれば、長期的な選択肢として考慮すべきだ。

ナタン・アケ(ボーンマス)

アケはチェルシーからローン移籍を繰り返す若手選手だったが、2015年に加入したボーンマスに買い取られ、プレミアリーグでも有数のセンターバックに成長した。

マンチェスター・シティがヴァンサン・コンパニの後釜として彼の獲得を考えていたとも言われている。またレスター・シティがハリー・マグワイアの退団に備えてチェックしているとも。

彼は24歳のオランダ人であるが、21歳の誕生日までに3年以上ロンドンでプレーしていたため、ホームグロウン扱いになることも素晴らしい。アーセナルにとっては大きな利点になるはず。

ヨナタン・ター(レヴァークーゼン)

かなり巨大な体躯を持っているドイツのセンターバック、ヨナタン・ター。ヨーロッパで最も有望な選手の一人であると長く期待されてきた。

ハンブルクで17歳にしてデビューした彼は今23歳。レヴァークーゼンの基盤となっており、すでにその能力はトップレベルのクラブでやれるだけのものになっている。

もしコシェルニの後釜を得ようとするならば、その穴を容易に埋められるタレントの一人といえる。

サミュエル・ウンティティ(バルセロナ)

昨季のバルセロナで怪我をきっかけにポジションを奪われてしまったウンティティ。もはやクレマン・ラングレの立場は確固たるものになっており、今夏は退団の噂が根強かった。

バルセロナもネイマール獲得に向けた資金を探し続けているため、誰かを売りたいと考えている。もし今夏の間にアーセナルが投資できるのなら、チャレンジしてみる価値はある。

スタイリッシュなボールワーク、その若さ、様々な使い方ができる多用途性。それは非常にエキサイティングなターゲットになるはずだ。

アレッシオ・ロマニョーリ(ミラン)

ボヌッチがユヴェントスに超速で帰ってしまったため、ミランのキャプテンを務めることになったロマニョーリ。その経験が彼のリーダーシップを高め、選手としてのレベルは格段に上がった。

まだ24歳という若さでありながらも指揮力に優れている。それこそアーセナルの最終ラインに必要なものであり、有望なターゲットになるはずだ。

ミランはファイナンシャル・フェアプレーの基準を満たすことに苦労しており、パトリック・クトローネを驚くべき安さでウォルヴァーハンプトンに売っている。その隙を突いて狙うならば今しかない。

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