オリ増井、通算500試合登板を無失点で飾る 「もう一度、最後のマウンドに戻れるよう」

通算500試合登板を達成したオリックス・増井浩俊【画像:パーソル パ・リーグTV】

1点リードの8回に登板し2死一、二塁のピンチを背負うも無失点で切り抜ける

■オリックス 9-8 西武(2日・京セラドーム)

 オリックスの増井浩俊投手が2日、本拠地での西武戦でプロ100人目となる通算500試合登板を達成した。1点リードの8回に4番手で登板し1回2安打無失点で節目の試合を飾った。

 ベテランの意地を見せた。増井は1点リードの8回に4番手で登板すると1死から秋山、森に安打を浴びなど2死一、二塁のピンチを背負ったが最後は山川を148キロの直球で見逃し三振に仕留め無失点で切り抜けた。

 通算500試合を無失点、チームも勝利で飾り「今シーズンは無理だと思っていたのでホッとしています」と、試合後は安堵の表情を見せた。

 開幕は守護神としてスタートしたが調子を落とし2軍落ちも経験。現在は守護神をディクソンに譲る形になっているが「もっとセーブ数を重ねていきたいし、もう一度、最後のマウンドに戻れるようにこれからもやっていきたい」と、守護神復活を誓っていた。(橋本健吾 / Kengo Hashimoto)

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