新幹線長崎ルート 概算要求への対応 国交相明言避ける 環境アセス費用

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 石井啓一国土交通相は2日の閣議後の会見で、九州新幹線長崎ルートの環境影響評価(アセスメント)費用の2020年度予算の概算要求への対応について「今後の与党の検討状況を踏まえ検討する」と述べ、要求するかどうかは明言を避けた。
 環境アセスは未着工となっている新鳥栖-武雄温泉(佐賀県)をフル規格で整備する場合に必要な手続き。ミニ新幹線を含め整備方式を議論している与党検討委は5日の会合で同区間をフル規格で整備する方針を示す予定だが、同県は新幹線整備そのものに反対している。
 地元が反対する中で概算要求に盛り込めるのか尋ねられた石井国交相は「予算要求の対応は、個別の事案の状況に応じて総合的に勘案し、判断すべきもの」と話した。