元オランダ代表MFウェズレイ・スナイデルが、プロサッカーキャリアを終えユトレヒトとビジネス契約を交わしたと発表した。
【代表】スナイデルが代表引退を表明 15年間の代表キャリアに幕
35歳のスナイデルは、カタールのアル・ガルファで1年半過ごし昨年7月にフリーの選手となっていた。2019-20シーズンの去就に注目が集まる中、ユトレヒトとプロサッカー選手としてではなくビジネス部門での契約を結び、事実上プロキャリアを退く形に。スナイデルはユトレヒトのテレビチャンネルで、「僕はこの街が大好きだ。プレーをやめた今、自分の経験を共有する素敵な場所を求めていたんだ」とコメントしている。
2009-10シーズンにジョゼ・モウリーニョ監督の下、インテルでトップパフォーマンスを披露したスナイデルは、セリエAやコッパ・イタリア、さらにUEFAチャンピオンズリーグを制して三冠を達成。2010年にはFIFAワールドカップで準優勝を果たし、同年にはバロンドール最終候補3人に選出された。また、昨年9月には15年間プレーしたオランダ代表引退を発表している。